築野オレオがケミカルマテリアルJapan2025に出展
築野オレオケミカルズ株式会社が、2025年11月27日と28日に東京ビッグサイトで行われる「ケミカルマテリアルJapan2025」に出展します。国内で唯一、高純度ダイマー酸を製造している当社は、水添ダイマー酸やVOC排出削減が期待される水系エポキシ硬化剤などを展示予定です。環境問題が叫ばれる中、埋もれがちな廃食用油の価値を最大化する取り組みが注目されています。
出展概要
出展日程は11月27日(木)と28日(金)の2日間で、展覧会は毎日10時から17時まで行われます。会場は東京ビッグサイト南展示棟の小間番号「C-78」です。また、出展品としてはイソステアリン酸や廃食用油由来の脂肪酸エステル、ダイマー酸、ハイドロカーボン、ポリアミドなどがラインナップされています。
セミナーにて発表
さらに、11月27日(木)の14:50から15:30までの間、セミナーE会場にて「国内発生油脂原料を燃やさない選択!廃食用油の価値最大化を目指す」というテーマで講演を行います。私たちは、廃食用油を原料に持続可能な社会を構築する重要性について説明します。
廃食用油の新たな可能性
廃食用油はただ燃やされる存在ではありません。近年の環境意識の高まりとともに、ごみのリサイクルや廃棄物の再活用が求められる中、当社はそれらを高付加価値の製品として蘇らせる技術を持っています。例えば、私たちが開発した水素化ダイマー酸は、様々な製品に利用され、持続可能な資源循環に貢献しています。今後も新たな利用方法と技術革新を追求し、持続可能な社会の実現に向けて努力してまいります。
築野のオレオケミカル事業
築野は1960年からオレオケミカル事業に取り組み、使用済み食用油をリサイクルし、多様な脂肪酸や脂肪酸誘導体の製造を行ってきました。原料から製品まで一貫した生産体制を持ち、樹脂やインキなど幅広い分野での利用が可能な製品を開発しています。また、1970年代以降、顧客のニーズに応じた製品開発を続け、時代の変遷に柔軟に対応する技術力があります。
このように、築野オレオは半世紀以上にわたり、持続可能な社会に寄与する製品を展開してきました。私たちの事業は、環境だけでなく、人々の生活を豊かにし、食品自給率の向上にも役立っています。
会社概要
創業は1947年、和歌山県に本社を置く築野グループは、こめ油製造とファインケミカル、オレオケミカル事業を展開しています。健康や環境への配慮から、私たちの製品は非常に高い需要を受けています。私たちは今後も持続可能な成長を目指し、新たな挑戦を続けていきます。
詳細はこちら:
築野オレオ公式サイト