行方市制20周年を祝う「行方市フォント」の誕生
行方市では、市制施行20周年を迎えたことを記念し、「行方市フォント」が制定されました。このフォントは、地域の子どもたちと職員が共同で選定したものであり、行方市の「自然と調和するまち」といったテーマが込められています。
「行方市フォント」とは?
「行方市フォント」は、株式会社モリサワが提供する「解ミン 宙」という書体をベースにしています。このフォントは、自治体が特定の書体を選定し、ブランドイメージを発信する「制定書体」です。特に企業では、コーポレートフォントとして選ばれ、統一したイメージを形成するために使われています。
地域の特性を反映したデザイン
このフォントには、行方市らしさを表現するためのカスタマイズが施されています。特に注目すべきポイントは、フォントに取り入れられた以下の3つのデザイン変更です:
- - 漢字の「方」の点は、霞ヶ浦の水をイメージした形に。
- - ローマ字の「M」は筑波山を彷彿とさせる形に。
- - 他の文字も帆引き船の帆を連想させるようにデザインされています。
これにより、「行方市フォント」は視覚的に地域のアイデンティティを伝える重要なアイテムとなっています。
選定の過程
「行方市フォント」の制定は、数段階のプロセスを経て実現しました。まずは、令和7年7月に市職員向けのワークショップが行われ、地域の良さや未来へのビジョンについて議論されました。その結果を元に候補書体が選定されました。
次に、同年8月には小学生を対象に「いきいきキャンプ2025」でフォントについての学習が行われ、候補書体を使ったポストカード作成などが行われました。最後には中学生による投票が実施され、新しいフォントとしての「行方市フォント」が決定されました。
公共への利用
「行方市ロゴフォント」は、今後市報や市勢要覧などの公式な発行物、さらにノベルティ商品のエコバッグにも使用される予定です。また、将来的には市章や会見時の背景幕などへの活用も検討されています。
市では、引き続き「行方市フォント」を通じて地域の特性を発信していくことで、地元の人々の誇りを高め、地域の活性化につなげたいと考えているようです。このプロジェクトの詳細については、株式会社モリサワのコーポレートサイトでインタビュー記事が掲載されており、興味のある方はぜひ確認してみてください。
おわりに
新たに誕生した「行方市フォント」は、地域の特性を表現するだけでなく、地元住民が参加するプロジェクトとしても大変意義深いものです。今後、このフォントがどのように市の発信に寄与していくのか、目が離せません。