イチゴ立体栽培革命
2021-01-19 10:00:08
イチゴ立体栽培で実現する新しいイチゴ栽培のかたち
イチゴ立体栽培の新たな魅力
近年、イチゴ栽培において新しい手法が注目を集めています。株式会社マラナタが提案する「イチゴ立体栽培」は、従来の平面的な栽培方法から脱却し、垂直にイチゴを栽培することで生産効率を大幅に向上させることが可能です。この新革命的な技術がどのようにして生産性をアップさせるのか、詳しく見ていきましょう。
生産性を高めるイチゴ立体栽培の特徴
1. 縦の空間の有効活用
イチゴ立体栽培の最大の特徴は、培養を立体的に行う点です。通常の栽培方法では、限られた平面のスペースに依存するため、収穫数に限界があります。しかし、立体栽培では縦の空間を有効に活用することで、より多くの苗を育成可能となります。また、従来のビニールハウスを増築する必要がなく、大幅な設備投資を抑えることができます。これにより、農家にとってはコスト削減にもつながり、さらに生産数を増やすことができるのです。
2. 簡単なポット単位管理
イチゴの苗はデリケートなため、悪化を防ぐための適切な管理が求められます。マラナタの立体栽培システムでは、ポット単位での苗の管理が行えるため、簡単に入れ替えが可能です。他の苗を傷つけることなく、発育の良い苗のみを栽培できるのが特徴です。これにより、生産ロスを軽減し、効率的な栽培が実現します。
3. 糖度向上の実証実験
さらに、株式会社スズキ・サポートとの共同研究によって、糖度の比較検証も進められています。従来型の高設栽培とマラナタのイチゴ立体栽培を同じ条件で比較した結果、立体栽培の方が1~1.5ポイント高い糖度を示しました。この結果は、今後のイチゴ栽培における新たな指針となることでしょう。実験は引き続き行われ、更なる成果が期待されています。
どこでも楽しめるいちご狩り体験
イチゴ立体栽培システムのもう一つの利点は、場所を選ばずにいちご狩りを楽しめる点です。固定されたビニールハウスではなく、苗ごと持ち運ぶことで、様々なイベントでの実施が可能となります。ゴルフ場やホテルのスイーツブッフェ、さらには幼稚園・保育園などでも軽易にいちご狩りを楽しむことができます。
浜松城公園での成功例
例えば、2020年12月26日には浜松城公園にて、イチゴ立体栽培を使ったいちご狩り体験イベントが開催されました。多くの参加者が集まり、新しいイチゴ狩りのスタイルを体験しました。会場では、新鮮なイチゴをトッピングしたケーキも提供され、参加者からは「甘くて美味しい」との声が聞かれました。小さな子供からシニア層まで、多くの人々が楽しむことができました。
まとめ
イチゴ立体栽培は、コストを抑えながらも生産数や品質を向上させることができる革新的な技術です。未来のイチゴ栽培を担うこの手法に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。株式会社マラナタでは、まだまだ多くの可能性を秘めたイチゴ立体栽培の普及を目指しています。興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせを検討してください。
会社情報
- 会社名
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株式会社マラナタ
- 住所
- 静岡県浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F
- 電話番号
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090-2831-4251