ココラシカの初ワンマン
2025-03-21 18:27:26

10代のスリーピースバンド・ココラシカがメジャーデビュー前の初ワンマンライブを成功させる

ココラシカの初ワンマンライブが成功を収めた夜



2025年3月20日(木・祝)、若き才能が集結したバンド・ココラシカの初ワンマンライブ「三原色」が東京・Spotify O-Crestにて開催されました。この夜、彼らは洗練された音楽センスと真摯な音楽愛を表現し、観客を魅了しました。

ココラシカは、10代で構成された男女3名のギターレス・スリーピースバンドです。彼らは独自のポップセンスと現代的な音楽スタイルで、幅広い世代のリスナーに支持されています。コンサートの開始を待ちわびた観客たちは、開演時間を迎えると拍手で彼らを迎え入れました。3人のメンバーは、こうき(Vo・Key)、らな(B)、こた(Dr)で、全員19歳という若さながらも、その実力は非凡といえるものでした。

ライブは、こうきの感謝の言葉から始まりました。「みんなの大切な時間を使ってくれて、本当に嬉しく思っています」と語りながら、彼は最初の楽曲「最後の花火」を披露しました。情感豊かな歌声が、ゆったりとしたリズムに乗って会場全体に響き渡ります。その後も、「Signpost」や「ごめんね」といった名曲を次々と演奏し、オーディエンスを心地よく揺らしました。特に、キーボードを弾きながらのこうきの伸びやかな歌声と、らなのしなやかなベースライン、こたのリズム感は圧巻でした。

セットリストには、これまでの楽曲を中心に、バラエティに富んだ曲が並びました。特に印象的だったのは、ドラマ『未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜』のエンディング主題歌に起用された「花瓶」でした。「どんな悲しみの先にも幸せが訪れますように」と語りかける優しいバラードは、観客の心に温かさをもたらしました。

さらに、SNSでバイラルヒットを果たした「恋よ、踊り出せ」は、軽快なグルーヴ感と自由な演奏スタイルで会場を盛り上げ、新しいファンを増やす要素となりました。他にも、占い師をテーマにした「占い師」や、爽やかなポップナンバー「溶けないで」など、多彩な楽曲が披露され、観客はその世界観に引き込まれていきました。

本編のラストを飾ったのは、「Q」。この曲は「生きる意味」を問いかけ、ココラシカの音楽が持つ深い思いを見せつけました。「ちっぽけな人生をドラマティックに歌おう」と呼びかけるこうきの言葉に、聴衆は大きな共鳴を得ました。

本ライブは、コロナ禍以来、久々に立ったステージであり、彼らがどれほど成長したかを感じる瞬間でもありました。アンコールの声に応えてメンバーが登場すると、彼らはメジャーデビューを報告し、続けて新曲や1st Mini Album「Freedom」のリリース情報を発表しました。この一夜が、彼らの新しいスタートの場となったことは言うまでもありません。

最後に披露したメジャーデビューシングルの「手のひらで踊らせて」は、彼らの新たな挑戦を感じさせるダンスナンバーで、観客との一体感を作り出しました。「これからも全力で思いを届けていきます」と宣言しつつ、最後に熱い「またね」を歌い上げ、ココラシカの初ワンマンライブは幕を閉じました。

この夜、ココラシカの物語は始まったばかり。彼らのさらなる飛躍が期待されます。

(柴那典)

写真:スエヨシリョウタ


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