飛騨市に新たな学び舎を創造するCoIU設立基金
岐阜県飛騨市では、地域の活性化に向けた新たな取り組みとして「Co-Innovation University」、略してCoIUを2026年に設立するプロジェクトが進行中です。この度、一般社団法人CoIU設立基金が株式会社アカツキから、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を通じた寄附を受領しました。寄附金は、大学設立に向けた重要な基金として活用される予定です。
寄附に関する感謝状贈呈式は2025年2月21日、飛騨市役所本庁舎の応接室で行われました。式典には、飛騨市市長の都竹淳也様、株式会社アカツキの代表取締役大森宗道様、そしてCoIU設立基金の代表理事井上博成が出席し、それぞれの想いを語る場となりました。
地域と企業の連携
アカツキ社は愛知県を拠点に、施設管理やメンテナンス事業を展開し、ラーメン店舗「麺の清水屋」の管理も行っています。特に大森宗道代表は自身の出身地である飛騨市に対する愛着から地元のために協力したいと考え、寄附に至ったと述べています。これは地域創生を支える重要な一歩であり、民間企業と地域の連携の素晴らしい見本と言えるでしょう。
寄附金は、CoIUの設立基金として活用され、地域の人材育成や地域との結びつきを強化するための基盤となります。また、今回の寄附を受けて、感謝状が贈呈されることでアカツキ社との関係も深まり、今後の飛騨市における様々な取り組みへの期待が寄せられています。
CoIUのビジョン
CoIUは「地域と共に、未来を創る大学」を目指し、相互交流を重視した学びの場を提供するとともに、地域課題に対して理論や実践を交えながら解決策を模索する場所となります。本学は、飛騨市を本拠地としつつも、全国に広がる学びの拠点を目指します。 さらに、2026年4月の開学を見据えて、現地のニーズに即した専門的なスキルを持つ人材を育成することを掲げています。
今後に向けた期待
感謝状贈呈式では、様々な地域活動の活性化や人材育成に尽力することが話し合われ、今後の飛騨市の発展に向けた構想が具体化していくことが期待されています。また、出席者たちが互いに手を取り合い、地域の未来を築くための共創の姿勢を示したことで、未来に向けた強い意志が感じられました。まさに、CoIU設立基金に寄せられる期待は大きいのです。
出席者の皆様の挨拶の中でも、地域と企業の連携の重要性が再確認され、今後のさらなる発展に向けて気持ちを新たにする場となりました。 これからのCoIUがどのような学びの場を提供し、地域にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まります。 公式HPやSNSを通じて最新情報をチェックし、地域の新たな物語の一部に加わることができる喜びを感じてみてはいかがでしょうか。