企業のCSR活動を支える新たな救急キット「FA」の導入が開始
非営利型一般社団法人FA普及協会FAVTが、全国の企業に向けて「提供表示式・救急キットFA」の導入を促進する活動を強化することを発表しました。これは2024年10月1日から始まるもので、企業や事業所、さらには車両に設置が進んでいる新しい形の救急キットです。
この「提供表示式・救急キットFA」とは、従来の救急箱とは異なり、地域社会との助け合いを目的としたユニークなアイテムです。箱の上に貼られたステッカーが意図するのは、誰でも必要な際に素早く利用できる環境を構築すること。救急キットの所在を示すことで、災害や事故が発生した場合に即座に対応できるよう商業施設や交通手段に普及を目指しています。
CSR/SDGs活動の一環
FA普及協会は、企業の社会的責任を果たしつつ、地域貢献を果たす方法として「提供表示式・救急キットFA」を推奨しています。導入することで、法的にも定められた労働安全衛生規則にも完全に適合でき、多くの企業や団体にとっても義務となります。この活動によって、企業は自身のCSR戦略を強化し、地域社会との連携を進めることが可能となるのです。
多彩な機能を搭載
「提供表示式・救急キットFA」には、救急箱の所在を示すステッカーの他に、27種類の資材が含まれています。中には、緊急時に役立つ多機能ワンタッチフルフラットFAケース、包帯、ハサミ、ピンセットなどがあり、まさにあらゆるシチュエーションに備えた内容。特に、全国で共通に認識してもらえるよう特許と商標を取得済みであり、安心して利用できます。
このキットの価格は、約7000円相当の内容から税別5500円、税込5940円で提供されることになっており、その結果多くの企業が導入を検討しています。
導入者の声
さまざまな企業や個人の導入者からは、好評の声が寄せられています。藤沢市のある運転手は、「FAステッカーのおかげで運転する際の意識が変わった」と語っています。福岡県の匿名の利用者も、「後続車との距離を意識するようになった」とコメント。東京都内の店舗では、スタッフの安全意識が高まったとの報告もあり、さまざまなシーンでの効果が確認されています。
また、横浜市の商店街では、実際にお客様が怪我をした際にFAキットが役に立ったと感謝の声が多数寄せられています。このように、単なる救急箱ではなく、助け合いの精神を形にした「提供表示式・救急キットFA」は、多くの共感を呼び起こしています。
最後に
「提供表示式・救急キットFA」は、安全・助け合いの意識を高める重要なツールとして、ますます広がりを見せています。今後も地域の助け合いや企業の社会的責任を果たす手段として、多くの方に利用されることが期待されています。FA普及協会は、さらなる普及を目指して活動を続けていくでしょう。今後の展開に目が離せません。