絵本ナビの新たな挑戦:こどもえほんだなプロジェクト
株式会社絵本ナビが新たに立ち上げた「こどもえほんだなプロジェクト」は、絵本と本棚を通じて子どもたちに贈る、心温まる取り組みです。本プロジェクトでは、150件以上の子ども支援施設からの要望を受け、個人でも寄贈に参加できるクラウドファンディングを実施します。目標金額は10万円。これを達成することで、選定された施設に絵本と絵本棚が贈られます。
「こどもえほんだなプロジェクト」とは?
このプロジェクトの基本的な目的は、大人と子どもが絵本を通じて共に時間を過ごし、異なる世界観を体験する機会を提供することです。絵本ナビのミッションに基づいて、絵本を必要とする施設とそれを支えたい方々を結びつけ、より多くの子どもたちへ絵本を届けることを目指しています。
これまで、このプロジェクトは企業や団体の支援により、70件以上の寄贈を実現してきました。今年の3月には、支援を希望する施設の募集を開始し、約1年の間に150件を超える応募が寄せられました。対象となるのは、障がい児保育園やこども食堂、小児科などの多様な施設です。
クラウドファンディングの意義
今回は初めての試みとして、個人の力を借りて寄贈を実現するためにクラウドファンディングを導入しました。支援は絵本一冊分という少額から可能で、どなたでも参加できます。リターンとして、オリジナルグッズも用意されています。
寄贈予定の施設は、応募数が最も多かった障がい児支援施設で、神奈川県横浜市の「放課後等デイサービス ぐっと、あっと鶴見」です。この支援によって、約30冊の絵本と、子どもたちが安心して使用できる本棚の寄贈が行われます。
寄贈される絵本の内容
支援者から寄贈される絵本の選書は、絵本ナビの専門チームにより策定され、未就学児から小学校低学年の子ども向けの国内外の傑作絵本が約30冊選ばれます。また、本棚はフチ周りにスポンジ素材を使用し、子どもの安全を考慮したデザインです。
支援の形と特典
クラウドファンディングの支援は、次回のプロジェクト名「子どもたちの発達支援に、本棚いっぱいの「絵本」をお届けしたい」に基づいて行われ、目標金額に達した場合のみ実行される形式です。そのため、支援が全て集まらなかった場合には、全額返金される仕組みです。
SDGsとプロジェクトの関連性
このプロジェクトは、SDGsの目標4に沿った取り組みとして、すべての人々に良質な教育を届ける活動です。また、目標5や目標17とも関連し、絵本を必要とする全ての子どもたちに、機会を提供することを目的としています。
お問い合わせ・プロジェクト参加方法
この活動に興味を持たれた方は、クラウドファンディングサイト「Readyfor」に設けられたプロジェクトページから詳細を確認し、支援を申し込むことができます。サポートが、子どもたちの未来を豊かにする架け橋となることを願っています。
興味を持つ全ての方にとって、絵本を通じて子どもたちに夢や希望を実現する機会を提供できるこのプロジェクトに、是非ご参加ください。
この活動は、個々の小さな支援が集まり、大きな力となることを示しています。皆さまの参加をお待ちしております。