北アルプスで進化するドローンスクール
長野県の北アルプスエリアに位置する一般社団法人北アルプスドローン協会が、2023年5月より新しいドローンスクールを正式に始動しました。このスクールは、地域の自然環境を最大限に活かした講習を提供し、受講生が安心して学べる環境を整えています。
自然豊かな学びの場
北アルプスドローン協会が拠点を構える小谷村は、村全体の88%が森林に覆われた自然豊かな地域です。講習は、元小学校を改修した公共施設を利用し、四方を山に囲まれた開放感のある場所で行われます。特に、都会では制約の多い飛行範囲において、こちらでは周囲の住民や土地所有者からの許可を得て、自由にドローンを飛ばすことができます。
このような立地条件により、受講者はただ技術を学ぶだけでなく、実際に「川に降りてみる」や「美しい谷あいを探検する」といった実践的な体験が可能です。目の前には自然が広がり、心地よい開放感の中でのドローン操縦の学びは、都市部では得られない貴重な経験となるでしょう。
国家資格取得への道
この新たなスクールでは、現在民間資格の講習を行っていますが、2022年12月に改正された航空法に基づく国家資格取得のための登録講習機関としても準備を進めています。2023年内には、小谷村でドローンの国家資格を取得できるようになる見込みです。これにより、受講生は正式な資格を持つ操縦士として、より広い範囲でのドローン飛行が可能となるでしょう。
ドローンとの新しい出会い
北アルプスドローン協会は、スクール事業だけにとどまらず、小谷村内のフォトジェニックなスポットでのドローン撮影を楽しめる「フライトチケット」の販売も行っています。きちんと地権者から許可を得た場所での飛行が行われるため、トラブルの心配もありません。観光ついでに美しい北アルプスの風景をバックに、ドローンを飛ばす新たな楽しみ方を提案しています。
小谷村でのドローン講習は昨年11月から実験的に開始され、春から正式に事業化が決定しました。今後北アルプスドローン協会は、他のドローン企業とも積極的に協力し、地域の活性化に貢献していく方針です。
興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトからお問い合わせください。新たなドローンの世界へ足を踏み入れるチャンスをお見逃しなく!
お問い合わせはこちら