頭痛持ちの心の声を知ろう
大正製薬株式会社は、頭痛に悩む人々とそのパートナーのための新たな取り組みとして、動画「あなたの知らない私のこと。~頭痛、話し合いませんか?~」をWEBで公開しました。この動画は、頭痛もちが抱える苦しみやそれに関するコミュニケーションのギャップを縮めることを目的としています。
頭痛の現実
日本には約4000万人の頭痛もちが存在するとされており、その大部分が日常生活の中で痛みに苦しんでいます。大正製薬は、60年以上にわたり解熱鎮痛薬「ナロン」シリーズで頭痛の辛さに寄り添ってきました。新たに実施された調査では、頭痛を持たない人の約80%がパートナーの痛みを理解したいという一方で、頭痛持ちの人の約半数はその気持ちをパートナーに共有していないことがわかりました。この現状を受けて、今回の動画制作に至ったのです。
思いやりの実践
動画には、頭痛持ちの夫婦が登場し、「二人で考える頭痛ノート」を通じて、これまで話せなかったエピソードや感情を綴ります。頭痛を抱える側が、どのような不安を感じているのか、そしてそれをパートナーにどう伝えるかがテーマです。多くの夫婦が、「頭痛のことを話したことがなかった」と口にする中、記念日にも頭痛でつらかった事実が語られることで、彼らのコミュニケーションがいかに貴重であるかが浮かび上がります。
新しい発見
動画を通じて、頭痛持たないパートナーもまた悩んでいることが明らかになりました。たとえば、「頭痛のことを話しても理解してもらえないのでは」と不安を感じる頭痛持ち側、そして「どのように支えていいのかわからない」と悩むパートナー。お互いの思いやりが逆にコミュニケーションの障壁を生んでいるのです。この動画が、双方にとって新たな対話のきっかけとなることが期待されています。
動画の視聴
この取り組みを通じて、頭痛についての話し合いが始まります。動画のURLは
こちらです。ダイジェスト版も公開しており、
こちらのリンクから視聴できます。
員数揃った試み
企画・制作は大正製薬を含むチームによって行われており、演出には小高浩志氏、撮影に菊池剛氏が関わっています。この動画制作においては、頭痛に関する知識や体験がどのように夫婦間で受け止められるかを探る貴重な機会となりました。
今後の展望
動画の普及を目指し、今後も広告配信の検討が進められる予定です。大正製薬は、「ナロンエース」を通じて、頭痛持ちだけでなく、頭痛を理解したいと願うすべての人に寄り添い、コミュニケーションを促進する活動を継続していきます。頭痛持ちの方々が自らの思いを素直に伝えることで、より良い人間関係が築けることを願っています。