地方での就職を考える学生のためのUIターン促進イベント

就職するなら東京？地方？~UIターン促進プロジェクト~

近年、地方創生や県外での就職に対する関心が高まっています。特に広島県では、若者の転出に伴う人口減少が顕著であり、これが地域の人手不足の大きな要因となっています。この背景において、東京一極集中という課題に立ち向かうための新たなアプローチとして、地域への就職を促す「UIターン促進プロジェクト」が始動します。

このプロジェクトの一環として、広島県をケーススタディとし、多様な活動を通じて地方での就職や生活の魅力を発信します。具体的には、リアルおよびオンラインでのイベントが2回開催され、地方の新しい選択肢を大学生に提示していきます。

イベント概要

プロジェクトを主催するのは、一般社団法人AI・データイノベーション教育研究推進機構と広島大学AI・データイノベーション教育研究センターです。後援には「ひろしまＤＸ人材育成・確保推進産学協議会」が名を連ねています。このイベントを通じて、広島県の魅力を再発見し、UIターンへの興味を高めることを目指します。

第一弾：地方創生コンサルティング

- テーマ: 地方就職を促す行政施策をコンサルティング
- 日時: 9月20日（金）14:00～16:30
- 会場: 3×3Lab Future（東京都千代田区）
- 対象: 大学生（参加費無料）

このワークショップでは、広島へのUIターン促進に向けた行政施策について、東京在住の大学生にコンサルティングという形で意見を求めます。全国で活躍するパネリストたちと共に、広島の社会課題について学び、その解決策を考える機会を提供します。

パネリスト一覧

- ㈱Rejoui 代表取締役菅由紀子氏
- シグマ㈱専務取締役下中慎太郎氏
- ㈱エクレクト代表取締役辻本真大氏

第二弾：地方就職のリアル

- テーマ: 東京vs広島編生活コストとライフスタイルの比較
- 日時: 10月26日（土）15:00～17:00
- 会場: オンライン（ZOOM）
- 対象: 大学生（参加費無料）

このオンラインイベントでは、東京での25万円/月の生活と広島県での20万円/月の生活におけるライフスタイルの違いを解説します。Iターン就職で広島に移住した企業担当者によるVLOGも活用し、具体的な生活のイメージを掴むことができます。

参加のメリット

このイベントは、就職についての迷いやキャリアに関する考えを深めたい大学生に最適な機会です。広島の魅力を知り、新しい挑戦を考えるきっかけを提供します。

「私たちは、地域の魅力を学生が自ら考え、知ることが非常に重要だと考えています」と、イベント企画を担当するエニー生の成澤木怜さんは語ります。地域の生活や文化を知ることで、学生が自信を持って選択肢を広げることができるでしょう。