大阪・堂島浜に位置するZentis Osaka(ゼンティス大阪)では、2025年4月1日から2026年3月31日までの間、ボタニカルアーティスト・谷井聖氏によるアートイベント「Zentis Art-in-Residence: Botanical」が開催されます。このイベントでは、谷井氏がZentis Osakaのインスピレーションを受けた作品が館内に展示され、2か月ごとに異なるスタイルで展開されます。
Zentis Osakaは、開業以来「アート」「音楽」「クラフツマンシップ」をテーマにしたイベントで、訪れる人々が新たな出会いを楽しめる場を提供しています。今回は特に、植物の美しさとその存在感を生かした作品が注目されることでしょう。谷井氏は、自身の作品を通じて、植物の持つ生命力や香り、さらにはその色彩の変化を楽しむことができると語っています。このプロジェクトは、植物との出会いを一層深める機会を提供してくれます。
日本の自然美とホテルに泊まる体験を融合させたこの展示は、滞在中に感じる心地良さや開放感を最大限に引き出すことを目指しています。谷井氏は「作品ひとつひとつの創作に注力するのはもちろんですが、空間デザインの美しさや、滞在中に感じた心地良さをさらに膨らませるようなスタイリングで、新しく出会うお客様にも楽しんでいただければ」と述べており、彼の情熱が宿泊者の体験をより豊かにしています。
また、宿泊プランも魅力的です。2025年4月11日からは、谷井氏が手がけたオリジナル作品「hyohon」をお持ち帰りいただける特別なプランが提供されます。宿泊者には、谷井氏が剪定したスタイルの良い植物がロゴ入りのオリジナル作品として贈られ、その作品には植物の力強さや美しさが込められています。宿泊プランは、30,000円を超えるスタンダードルーム料金から利用可能で、1泊2日の料金はスタジオで25,000円から、スイートでは60,000円からとなります。
谷井聖氏は香川県出身で、幼少期から花や植物に興味を持ち続けてきました。大阪ビジネスカレッジ専門学校でフラワーデザインを学んだ後、フローリストとしてのキャリアをスタートし、2019年には自身のブランドbulbusを立ち上げました。谷井氏は、植物の個性を生かしたデザインに情熱を注いでおり、展示された作品にはその想いが色濃く表現されています。
Zentis Osakaは、その名の由来にもある通り、訪れる人々がライフスタイルの本質を見つけられるような空間を提供しています。アートとホテルの融合した空間で、ぜひ谷井氏のボタニカルアートと出会い、独自のエコシステムを楽しんでみてはいかがでしょうか。植物の香りや映像美、そしてその変化を通じて、より深いリゾート体験が得られることでしょう。
詳細や予約については、Zentis Osakaの公式ウェブサイトをご覧ください。ホテル体験とアートの融合が皆さまをお待ちしています。