近年、ミャンマーでは内戦や自然災害が重なり、状況が厳しさを増しています。特定非営利活動法人ジャパンハートは、年末の総選挙を前に、現地の最新情報や支援活動の成果を報告するトークイベントを開催します。このイベントの目的は、我々が今何をできるのかを考える機会を提供することです。
イベント詳細
- - 開催日: 2025年12月9日(火)19時00分から20時30分まで
- - 参加方法: 完全オンライン
- - 出演者: 20年にわたりミャンマーで活動を続けている河野朋子看護師と、高橋茉莉子災害支援チームリーダー
- - 参加費: 無料
ジャパンハートは、ミャンマー大地震の発生後、支援活動を強化しており、現地の病院からの報告も交えながら、震源地である地域の医療現場の厳しい実情を伝えます。河野は2005年からミャンマーでの医療活動に従事し、特にこの大震災の支援を指揮してきました。
ミャンマーの現状
3月28日に発生した大地震は、住民にとって大きな試練となりました。5ヵ月にわたる現地の支援活動を通じて、ジャパンハートは医療や物資の提供を行いましたが、内戦状態による衝突が影響し、さらに厳しい状況が続いています。医療サービスを受けることがますます困難になっている住民の姿を、イベントで直接伝えます。
内戦による混乱は、医療だけでなく、生活全般に深刻な影響を与えています。今や、私たちの目の前に迫っている現実を無視することはできません。特に、医療サービスの提供は限られたNGOや外部の支援に依存しており、そのほとんどが厳しい環境下で活動を続けています。ジャパンハートは、その中でも外科手術を行うことが許可された数少ない団体であり、この特権を生かして支援活動を続けています。
参加者としてできること
今回のイベントを通じて、ミャンマーの今をより深く理解し、その支援の必要性を感じていただければと思います。多くの人々が困難に直面し、私たちができることを共に考えるきっかけにしたいと考えています。イベント後には質疑応答の時間も設けており、直接質問することでより理解を深めることができます。
参加方法の詳細は、公式サイトで確認して申し込んでください。参加者には、イベントの視聴用URLが前日までに送付されます。ミャンマーの未来を見つめるために、ぜひこの機会に参加してみてください。