快適さと災害対策が融合した新しい住空間「ルフォミ江ケ崎」の魅力

新たな居住モデル「ルフォミ江ケ崎」が注目を集める

2024年度のグッドデザイン賞を受賞した「ルフォミ江ケ崎」。これは、株式会社チームネットが設計し、東亞合成株式会社が運営する社宅及び学生寮の新たな形を提供する施設です。神奈川県横浜市に位置し、2024年5月に竣工予定のこの施設は、近年重視されている健康経営の観点からも特に注目されています。

1. プライバシーと共同生活の両立

「ルフォミ江ケ崎」では、中庭やカフェのような食堂、さらには多目的に利用できるフィットネススタジオなど、共用スペースが豊富に用意されています。これにより、個々のプライバシーを尊重しながらも、住人同士の自然な交流が促進されています。一般的なワンルームマンションに比べ、豊かなコミュニティが形成されるこの設計は、企業の福利厚生としても大いに活用され、社員の快適な生活に大きく寄与しています。

2. 食を通じた健康への取り組み

この施設の食堂は、管理栄養士が監修したメニューを提供するカフェテリア。居住者は毎日栄養バランスの取れた食事を享受でき、社宅居住者も利用可能なため、ファミリー層の生活をサポートします。また、地域との交流の場として「こども食堂」の取り組みも進めており、企業としての社会的責任を果たす良い例となっています。

3. 災害への備え

「ルフォミ江ケ崎」は災害時のBCP（事業継続計画）にも対応しています。太陽光発電システムと62台の蓄電池を備え、各フロアに分散配置することで、緊急時でも十分な電力を確保。また、150人分の水や食料の備蓄も整えており、近隣の工場で帰宅困難となった社員を受け入れる体制も万全です。衛星インターネットの導入により、災害時にも通信手段が保障されるなど、危機管理が強化された設計となっています。