仮想生活『ちぷやタウン』
2007-07-31 10:01:29
メディアグルーヴが仮想世界サービス『ちぷやタウン』を発表、スマホで新たな生活を提供
仮想世界の新たな可能性
株式会社メディアグルーヴ(神奈川県横浜市)は、新しいモバイル版仮想世界サービス『ちぷやタウン(CHIPUYA TOWN)』のβ版を9月15日に発表することを公表しました。このサービスは、ユーザーが動くアバターを使って友人とチャットしながら、仮想空間の街を歩き回ることができます。そして、街の中で買い物を楽しんだり、自己表現をしたりする新しい体験を提供します。
参加企業の募集開始
この新サービスのスタートに向けて、企業が出店するための予約も8月1日から始まります。特に、渋谷の街に出店を希望する企業や、新たな仮想タウンを持ちたい企業には、創造的なパートナーシップが期待されています。これにより、仮想世界を共に作り上げることが可能になるのです。
特徴と魅力
『ちぷやタウン』の最大の魅力は、リアルタイムフラッシュ生成技術を活用した仮想世界にあります。この技術により、ユーザーはマイルームから自由に仮想の街に出て行き、服やアクセサリーを購入することができます。また、デコメ素材やアバターアイテムを自分で作成し、流通させることも可能です。まるで『セカンドライフ』をモバイルで再現したかのような新たな実体験が待っています。
誰でも参加しやすいサービス
『ちぷやタウン』では、アプリのダウンロードを必要としないため、多くのユーザーが手軽にアクセスできるのが大きな利点です。大半の携帯がフラッシュに対応しており、デジタル空間にまだ慣れていないユーザーにも親しみやすい設計になっています。
ユーザー生成コンテンツの可能性
さらに、PC環境では『フラッシュ作成ツール』を用意しており、ユーザーがオリジナルのデコメ素材やアバターアイテムを作成できる点もユニークです。これにより、ユーザー参加型のUGC(User-generated content)の世界がモバイル上でつくり上げられ、創造性を発揮する場が広がります。
リアルタイムチャット機能
チャット機能も充実しており、街の現在地と発言内容を簡単に共有できます。ワンボタンで友人とコミュニケーションしながら、バーチャルな街を一緒に散策することができます。このリアルタイムチャットが、仮想世界での繋がりをさらに豊かにするでしょう。
マーケティングや広告の新しい形
出店企業は、自社の店舗デザインや提供商品を自由に設定できるほか、イベントの実施やプロモーション活動も行えます。この2次元の仮想空間で、さまざまなマーケティング手法を駆使することができます。広告やコンテンツの制作が迅速に行える点も魅力です。
参加方法と料金
『ちぷやタウン』は特に登録料が不要で、パケット通信料が発生するのみの無料サービスです。現在、渋谷を皮切りとした各地の仮想空間が既に準備が進められています。詳細については、公式サイトを通じての情報公開が行われています。
結論
このように、株式会社メディアグルーヴが打ち出した『ちぷやタウン』は、ただの仮想世界ではなく、創造性を生かしつつ、リアルなコミュニケーションを楽しむことができる新しい生活様式を提供するサービスです。今後、私たちのライフスタイルにどのような影響を与えるのか、非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社メディアグルーヴ
- 住所
- 東京都港区赤坂3-11-3赤阪中川ビルディング6F
- 電話番号
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03-6890-1368