LIXIL、新たに積雪地域向けカーポートラインアップを発表

LIXIL、積雪地域向け新カーポートラインアップの発表

株式会社LIXILは、2025年に向けて積雪地域に特化した新しいカーポートのラインアップを強化します。具体的には、業界初となるアルミ屋根を採用した「カーポートSC 3000」を6月3日に発売します。この製品は、耐積雪強度3000N/㎡（約100cm相当）を持ち、厳しい積雪条件でも安心して使用できる設計となっています。さらに、既存の「カーポートSW」と「カーポートST」にも新サイズを追加し、より多様なニーズに応えることを目指しています。

地球温暖化に対応する強度

最近は暖冬や台風による気象変化が目立ち、従来のカーポートでは不安を感じる方も多いでしょう。そのため、LIXILでは耐風圧強度や耐積雪強度が高いカーポートの需要が高まっていると捉え、ラインアップの強化を決定しました。

カーポートSC 3000の特徴

「カーポートSC 3000」は、シンプルな外観と高い耐久性が特徴です。雨樋が屋根と支柱に内蔵されることで、視覚的なノイズを排除し、デザインの美しさを際立たせています。さらに、屋根部分は薄さ40mmを実現し、構造的な強度を保ちつつもスタイリッシュな見た目を追求しました。免疫性の高い素材を使用し、どんな住宅にも調和するデザインが評価されています。

様々なニーズに応えるラインアップ

新たに加わるサイズ展開により、カーポートの設置がさらに容易になりました。たとえば、開口部のサイズを増やすことで、車両数や敷地の形状に合わせた柔軟な設置が可能になります。また、Typを気にすることなく、車の大きさに対応できる設計が好評です。これに加え、施工性の向上も図られており、簡単かつ迅速な設置を実現しています。

充実したオプションとカラーバリエーション

「カーポートSC」シリーズには、自由にカスタマイズ可能な「Gスクリーンデザイン格子」や、向きを調整可能な「ユニバーサルダウンライト」といったオプションが追加されました。これにより、見た目だけでなく機能性も向上しています。新たに採用されたダスクグレーのカラーは、夕暮れの空をイメージした落ち着いた色合いで、多くの住宅に美しく馴染むでしょう。

また、「カーポートSW」と「カーポートST」も新サイズが展開されることにより、さらに多様な車両サイズや住宅の要件に応じた対応が可能になります。

まとめ

LIXILは、これらの新しいカーポートラインアップを通じて、積雪地域における安全性と美観を両立させた住環境の提案を行います。また、今後もより多くのエクステリア商品を展開し、豊かで快適な暮らしを実現するための取り組みを続けていくとのことです。新しいカーポートがどのように私たちの生活を豊かにしてくれるのか、今から楽しみです。