香りを言葉で表現するAI「KAORIUM」が実現する新たな顧客体験
2026年7月31日から8月2日にかけて東京ビッグサイトで開催された「第26回JAPANドラッグストアショー」で、SCENTMATIC株式会社が開発した香りを言語化するAI「KAORIUM」が注目を集めました。本イベントでは、香りの好みをデータ化する新機能が初めて披露され、来場者に新たな香り体験が提供されました。
KAORIUMとは?
KAORIUMは、香りを言葉で表現することで、誰もが理解しやすい形で香りの特徴を可視化するインタラクティブアプローチを取ります。最近では、特に「すっきり」や「華やか」といった抽象的な表現を通じて、AIが個々の香りの嗜好に基づいて適切な香りを提案する機能が強化されています。この技術により、香りを選ぶ際の楽しみが増すだけでなく、企業が顧客データを分析しやすくなるという利点もあります。
ドラッグストアショーでの出展
「JAPANドラッグストアショー」は、セルフメディケーションをテーマにした国内最大級の展示会であり、多くの小売業者やメーカーが集まります。今年は「NEXT25」というテーマのもと、未来のドラッグストアの姿が模索されました。KAORIUMのブースには多くの来場者が訪れ、1,000名以上が香りを言葉で体感しました。
出展されたブースでは、12種類の香りのバスソルトを通じて、来場者は自分の好みに合った香りを見つける体験を楽しむことができました。この新しいアプローチにより、訪問者は香りをただの製品としてではなく、個人の感性に合った体験として受け取ることができるようになりました。
データ化の可能性
近年、消費者の嗜好に基づいた商品開発が重要視される中で、特に香りや心地よさといった感覚にまつわる情報のデータ化は課題でした。しかしKAORIUMはその課題を克服し、ユーザーの香りの好みをデータとして取得することで、マーケティングに役立てることができる新たな機会を提供しています。来場者はこの体験を通じて自身の好みを理解し、それをベースにした商品選びを楽しむことができます。
新しい購買体験の創造
また、KAORIUMを通じて提供される「香りを言葉で理解する」体験は、単なる商品の展示にとどまらず、お客様の購買体験を豊かにする革新をもたらします。このように、香りとAI技術が融合した新しい形の体験は、今後さまざまなビジネスシーンに応用できる可能性を秘めています。香りとの新たな出会いを提供し、企業はそのデータを活用することでさらなる進化を遂げていくでしょう。
まとめ
SCENTMATIC株式会社は今後もKAORIUMを通じて香りと言葉の架け橋を築き、新しい顧客体験の提供を目指します。その取り組みは、感性教育や飲食体験など多岐にわたる分野にも影響を与える可能性があります。香りと言葉の新しい関係性を追求し続けるSCENTMATICに、今後も注目が集まります。