ミシュラン掲載宿『おちあいろう』が新たな魅力を追加
静岡県伊豆市に位置する、『おちあいろう』。この老舗温泉宿が、totonoü(ととのう)の北欧産スクエアバレルサウナを導入しました。ミシュランガイドにも選ばれ、特別な滞在ができるこの宿は、文豪たちが愛した歴史とも重なります。壮麗な自然環境に囲まれたこの旅館では、温泉とともに新しいウェルビーイング体験を提供します。
北欧のサウナの導入理由
今回のサウナ導入は、リニューアルオープンした『星の湯』にて行われました。このサウナは、庭園を抜けた男女別の入れ替え制の浴場に設置され、自然の音を感じながら、心身をリフレッシュできる環境が整っています。本旅館の総支配人・魚留聡氏にお話を伺い、サウナ選定の決め手や導入後の反響を聞きました。
魚留氏によると、客のリピーターが多いおちあいろうでは、常に新しい楽しみを提供することを重視しています。自然な流れでtotonoüのサウナに行き着いたそうで、その特徴的なデザインと機能性に心を奪われたとのことです。
サウナ特有の魅力
totonoüのスクエアバレルサウナは、他のサウナとは一線を画す存在です。サウナ内部は、ヒノキの香りでなく、サーモウッドを使用しており、独特の香り高さがあります。熱の伝わり方が優れていて、体全体を包み込むように温まるため、ロウリュを行った際も心地よく感じられます。すでに多くの宿泊客から好評を得ており、さらなる展開にも期待がもたれます。
サウナの次世代モデル
スクエアバレルサウナは、今までの樽型のサウナに新しい設計理論を採用した次世代モデルです。四角いフォルムと、計算されたデザインが特長で、和の雰囲気とも調和。ベンチは二段式で快適さを追求し、温度も110度に達することができ、ロウリュの実施も可能です。
このサウナに使用されている木材は、特殊なサーモ加工が施されており、汚れや汗にも強く、耐久性が高い上に、木の香りが一層引き立ちます。日本におけるサウナ文化の普及とともに、totonoüはウェルビーイングや高付加価値の実現を目指しています。
今後の展望
今後、totonoüは宿泊施設や家庭用のサウナ販売を進め、日本における「サウナと共にある暮らし」を広めていく計画です。おちあいろうはその先駆けとして、新しいウェルビーイング体験を提供し、さらなる進化を遂げていくことでしょう。祭事や宿泊客に新たな魅力を提供するこのサウナの導入は、伊豆地域においても注目される存在となっています。
『おちあいろう』という孤高の宿で体験できる、この特別なサウナとともに、心身のリフレッシュを楽しんでみてはいかがでしょうか。