パナソニックの新テレビドアホン「VL-B35AL」で防犯と利便性を実現

パナソニックの新提案「VL-B35AL」

パナソニック株式会社が、2024年10月24日に新たなテレビドアホン「VL-B35AL」を発売します。この製品は、来客や宅配業者に対して、自動的に応答メッセージを流すことができる「代理応答」機能を搭載しており、特に防犯対策や利便性の向上が期待されています。

防犯対策の重要性

日本では、宅配業者を装った強盗被害が増加しているため、警察庁は非対面での宅配受け取りを推奨しています。この状況は、特に「物流の2024年問題」との関連で、再配達の削減が求められる中、安心・安全な受け取り方法が必要とされています。パナソニックの調査によると、宅配の受け取りで対面したくないと考える人が約5割に達し、利用者のニーズに即した機能が求められているのです。

「代理応答」機能の詳細

新製品「VL-B35AL」は、来客や宅配業者が呼び出した際に、応答者に代わってメッセージで応じることができます。例えば、着信中に「用件確認」や「置き配依頼」というボタンを押すことで、相手に適切なメッセージを流すことができ、留守中でも安心して荷物を受け取れる仕組みです。特に、子供や高齢者が在宅している場合でも、家族構成や性別を気にせずに応対ができます。

新しいデザインと機能性

本製品はデザインにも工夫が施されています。親機は柔らかな白色で、玄関子機はマットな黒色。インテリアに調和するスタイルが魅力的です。また、火災警報機能も新たに搭載されており、室内で火災が起こった際には、玄関子機から屋外へ警報音とLEDライトで通知がされます。これは、万が一の大事な場面で近隣への警告として重要です。