高槻市のデジタルタイムライン
2024-07-04 17:30:43

高槻市、淀川氾濫対策にデジタルタイムライン導入!避難情報発令を支援する革新的システムとは?

高槻市、淀川氾濫対策にデジタルタイムライン導入!避難情報発令を支援する革新的システムとは?



高槻市は、淀川の氾濫に備え、市民の安全確保を目的とした画期的な取り組みとして、「たつきデジタルタイムライン」の試行運用を開始しました。このシステムは、避難情報発令の判断を支援することで、迅速な避難を促し、被害を最小限に抑えることを目指しています。

「たつきデジタルタイムライン」は、防災気象情報や雨量・水位予測情報などを集約した職員向けのWEBサイトです。これにより、関係者は最新の情報を一元的に確認することができ、より迅速かつ的確な判断を下せるようになります。

高槻市は、令和6年2月に「淀川広域避難タイムライン」を策定しており、市民への周知活動も積極的に行っています。しかし、数万人にも及ぶ避難者の安全確保には、早期の避難情報発令が不可欠です。そこで、避難情報発令判断を支援するツールとして「たつきデジタルタイムライン」が開発されました。

同システムは、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所との連携により、専門家や関係機関の意見を反映して構築されました。「たつきデジタルタイムライン策定アドバイザリーボード会議」には、東京大学大学院情報学環の松尾一郎客員教授や京都大学防災研究所の井上智夫特任教授など、防災の専門家も参加しています。

「たつきデジタルタイムライン」は、今後、実災害での運用を重ね、継続的に機能強化が図られます。高槻市は、このシステムを活用することで、市民の安全確保と災害への備えを強化し、より安全なまちづくりを目指していきます。


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