AI薬歴アシスタント特許取得
2026-04-06 12:21:30

生成AI薬歴アシスタント「ピアス」が2件目の特許を取得、進化する医療文書生成技術

生成AI薬歴アシスタント「ピアス」が2件目の特許を取得



株式会社ロジロジが開発した生成AI薬歴アシスタント「ピアス」が、処方データ連携に関する2件目の特許(特許第7790781号)が登録されたことを発表しました。この特許は、医療現場での文書生成において重要な役割を果たしています。

特許の具体的な内容


今回の特許は、処方箋に記載された医薬品名と服薬指導の会話内容を大規模言語モデル(LLM)に入力し、SOAP形式の医療文書を自動生成する技術に関するものです。これにより、医療従事者は効率的に文書を作成できるようになります。特許第7790781号は、単一の処方データから権利を有する構成を持ち、より幅広い実装パターンをカバーしているのが特徴です。

知的財産ポートフォリオの強化


ロジロジは、現在3件の特許が登録され、さらに4件の特許が出願中である合計7件の知財ポートフォリオを構築しています。今回の特許取得は、医療文章生成技術のさらなる発展を支える重要なステップとなります。

1件目と2件目の特許の違い


1件目の特許(特許第7627976号)は、複数の薬剤に基づくリッチな実装を実現しています。これに対し、2件目は単一処方データのみで成り立つシンプルな実装を対象としています。これにより、実装の幅が広がり、さまざまな医療現場での利用が容易になります。

ピアスの特徴


「ピアス」は、レセコンと連携してNSIPS®を自動で取得し、AIが薬剤師の服薬指導を理解した上で高精度な薬歴を生成します。薬剤師は、普段通りに服薬指導を行うだけで、AIが処方情報を正確に捉えます。この「AIが薬剤師に合わせる」という理念が、ピアスの根幹にあります。

拡張性のある技術


この特許技術は、対面窓口だけでなくリモート服薬指導や在宅医療への応用も期待されています。医療現場における会話データと処方情報を統合することで、より多様な利用が可能です。例えば、オンライン服薬指導で通話音声から自動生成される薬歴や、在宅医療の現場での報告書作成にも応用できるでしょう。

知財戦略の重要性


株式会社ロジロジは、スタートアップにとっての有効な知財戦略として、分割出願を活用し、権利ポートフォリオを段階的に強化しています。特許第7790781号の取得により、「服薬指導」に特化した技術が実現し、現場の課題解決に寄与することが期待されています。特に、AI技術の融通性が高まる医療現場において、知的財産の重層的保護は事業競争力を強化する重要な要素です。

今後の展望


ロジロジは今後も、ピアスに関する新たな技術を開発し、薬剤師と患者の対話をシームレスに医療文書へと変換するプラットフォームの基盤技術を推進していく方針です。また、現在出願中の知財ポートフォリオの拡充も進めていきます。これにより、薬局業務の効率化と質の向上を図ります。

会社名: 株式会社ロジロジ
代表取締役: 山口洋介
本店所在地: 茨城県つくば市吾妻二丁目5番地1 つくば市産業振興センター1階
設立: 2022年1月
事業内容: 薬局AIエージェントの開発
公式サイト: logilogi.jp


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会社情報

会社名
株式会社ロジロジ
住所
茨城県つくば市吾妻2-5-1つくば産業振興センター1階
電話番号

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