A2ミルク市場に挑む！中標津発「NA2 MILK」の全貌

中標津町発の新たな挑戦、A2ミルク「NA2 MILK」

世界のA2ミルク市場が2033年には約7兆円へと成長する中、北海道・中標津町から生まれた「なかしべつ牛乳プレミアム NA2 MILK」が注目を集めています。牛乳が苦手な人たちに優しいこの新しいミルクは、地元で生産された生乳を100%使用し、A2型のみに注目した特別な製品です。このミルクの背景や、地域が一体となって取り組むプロジェクトの魅力を紹介します。

A2ミルクとは？

A2ミルクは、牛乳に含まれるたんぱく質「ベータカゼイン」に注目した製品です。一般的な牛乳はA1型とA2型の両方を含むのに対し、A2ミルクはA2型のみを使用しています。これが消化にやさしいとされる理由です。今回登場したNA2 MILKは、特に中標津産の生乳を使用していることから、地域独自の高品質なミルクとして愛されています。

NA2 MILKの誕生秘話

北海道・中標津町で酪農を営む株式会社ナガホロは、2016年からA2型の牛を育成するプロジェクトをスタートしました。地元JAや農業団体とともに、アプローチを強化。遺伝子検査によって選び抜かれた牛から搾られたミルクを使用し、県内初のA2ミルク「なかしべつ牛乳プレミアム NA2 MILK」が誕生しました。このような背景から、地元の酪農家は新たな市場をつかむべく地域一丸となり、販路拡大に努めています。

ふるさと納税キャンペーンの実施

そんなNA2 MILKをより多くの人に知ってもらうため、中央コンピューターサービス株式会社が実施するふるさと納税返礼品として、プレゼントキャンペーンが始まりました。このキャンペーンでは、NA2 MILK（200ml×4個）を70名に抽選でプレゼント。応募はWebアンケートへの回答が必須で、当選者には9月下旬に賞品が届けられます。