富士ソフトがSYNCNEL社の事業を譲受
富士ソフトはこの度、SYNCNEL社が提供していた全ての事業を譲受し、新たにファイル配信クラウドサービス「SYNCNEL(シンクネル)」の提供を開始しました。このサービスは、企業のファイル管理や配信を効率化するために設計されており、すでに導入企業数は1,000社を超え、業界シェア№1となる見込みです。
SYNCNELとは
SYNCNELは、iPadへファイルを安全に配信したり、管理したりするクラウドベースのサービスです。主な特徴としては、高度なセキュリティが挙げられます。業界の中でも最も早くセキュリティを重視しており、独自のソフトワイプ機能を搭載しています。この機能により、データの保護を徹底しているのです。また、電子カタログシステムとしての利用もでき、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待されています。
価格とライセンス
SYNCNELの料金体系は、端末ライセンスとディスク容量価格に分かれています。端末ライセンスは1〜10台が12,000円、11〜25台は基本料金に追加料金が加算される形に設定されています。また、ディスク容量については初めの1GBが無料で、それ以降は月額1,000円の追加料金が発生します。このような価格設定により、規模に応じた柔軟な対応が可能となっています。
既存サービスとの連携
さらに、富士ソフトが提供する「moreNOTE」との連携も特徴です。「moreNOTE」は、ドキュメントや動画、画像をクラウドやオンプレミスで一元管理し、スマートフォンやタブレットから簡単にアクセスできるサービスです。これにより、ペーパーレス会議やプレゼンテーションなどの効率化も期待でき、ビジネスシーンでのスマートな情報共有が可能になります。
富士ソフトは、これらの新しい設備を通じてお客様の業務改善や効率向上を実現するために、邁進していくとしています。今後も更なるサービスの改良や拡充が期待され、企業の成長を支える存在として注目されています。
企業概要
SYNCNEL株式会社は、2013年に設立され、大阪に本社を置いています。代表取締役の大石裕一氏は、今後の事業展開についても意欲的であり、ファイル管理のセキュリティや利便性を強化していく方針を示しています。現在のサービス提供に加え、新たな機能やサービスの追加も計画されており、ユーザーからの期待が高まっています。
SYNCNEL公式サイトはこちら
このように、富士ソフトはクラウド関連サービスの拡充を進めており、今後も時代のニーズに応じたソリューションを提供し続ける予定です。