ファーストアカウンティングが名古屋で投資家向けセミナーを開催し、AI経理の未来を発表

経理業務の未来を見据えたセミナー

2025年6月15日、ファーストアカウンティング株式会社が名古屋にて開催された「Kabu Berry主催・個人投資家向けIRセミナー」にて登壇しました。このセミナーでは、同社の事業の内容や成長戦略から、特に生成AIを使った経理業務の自動化に関するプレゼンテーションが行われました。

セミナーの概要と主なテーマ

このセミナーでは、ファーストアカウンティングが推進する「経理シンギュラリティ」について詳しく説明されました。経理シンギュラリティとは、経理業務を高度に自動化し、経理担当者が戦略的な役割を果たせるようにする概念です。この構想に基づき、同社独自の大規模言語モデル（LLM）を駆使したAIプロダクトの開発状況や、その国内外での展開方針についても触れられました。参加者からは、技術的な詳細についての興味深い質問が多く寄せられ、ディスカッションが活発に行われました。

参加者による質疑応答と内容

質疑応答セッションでは、会場およびオンライン参加者から多くの具体的な質問が寄せられました。IR担当の小林明央氏は、質疑応答の中で生成AIの進化とその実用性について自身の見解を交えながら、参加者の疑問に応えました。「自社内で独自のAIモデルを構築していくことにより、経理業務をより効率的にする道を探求しています」と小林氏は強調しました。

資料と動画の配信

このセミナーの模様は、Kabu Berryの公式ページにて動画と書き起こしとして公開されています。参加できなかった投資家の方々も是非ご覧ください。詳細は以下のリンク先をチェックしてください。

ファーストアカウンティングのビジョン

ファーストアカウンティングは「経理のシンギュラリティ」を実現することを目指し、経理業務の自動化と効率化を促進しています。また、同社のサービスは多くの大企業の経理部門や会計ベンダーに展開され、業界全体の生産性向上につながっています。現代の経理パーソンが戦略的な役割に集中できる環境を整えるため、同社はこの取り組みを進めています。

会社情報

- 社名: ファーストアカウンティング株式会社
- 所在地: 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館 3階
- 設立: 2016年6月
- 代表者: 森啓太郎
- 事業内容: 経理AI事業（会計分野に特化したAIソリューション）

- 経理業務のAIモジュール『Robotaシリーズ』
- 請求書処理のプラットフォーム『Remota』
- デジタルインボイス送受信サービス『Peppolアクセスポイント』

このセミナーは、ファーストアカウンティングのビジョンと技術革新について深く理解する貴重な機会となりました。今後も同社は、個人投資家とのオープンな対話を通じて、わかりやすい情報発信を続けていくことを約束しています。