BRIDEの新製品 "シートヒーター内蔵クッション" とは
愛知県東海市に本社を置くブリッド株式会社が2025年2月17日より、新しいオプションパーツ「シートヒーター内蔵クッション」を発売します。この製品は、自社製のフルバケットシートやスポーツリクライニングシートの一部モデルに対応した新たなアイテムで、特にスポーツ志向のドライバーからの要望に応える形で開発されました。
シートヒーター内蔵クッションの誕生背景
これまでブリッドでは、快適性を考慮したリクライニングシートにシートヒーター機能を持つモデルが用意されていました。しかし、フルバケットシートに関しては、この機能がなかったため、ユーザーからの期待が高まっていました。その声に応えるように、後付けができるシートヒーターを提供することに決定したのです。
製品の特徴と利便性
1. シートヒーター機能の実現
シートヒーター内蔵クッションは、電力によって加熱されるため、エンジンが冷えている状態でもすぐに温まります。この点がエアコンと異なり、車内の空気を乾燥させる心配がないため、乾燥しやすい冬季には特に重宝します。
2. 簡単な取り付け
このクッションは、もともとシートに付いているクッションを取り外し、新製品を取り付けるだけで簡単に装着可能です。さらに、シガーソケットに接続するだけで使用が開始できるため、手間いらずです。
3. 幅広い適合モデル
このシートヒーター内蔵クッションは、現行モデルのZETAⅣシリーズやZIEGⅣ、XEROシリーズ、さらにはGIASⅢやSTRADIAⅢシリーズなどに対応しています。旧型モデルでもZETAⅢやZIEGⅢ、VIOSⅢシリーズに適応しているため、幅広いユーザーに利用していただけるでしょう。
製品仕様と価格
温度調整ダイヤルは6段階に設定され、約30分後にはオートパワーオフ機能が搭載されています。また、12Vのシガーソケットから給電し、消費電力は約50W(4.2A)です。価格は、カラーやモデルによって異なり、税込みで38,500円から33,000円の範囲で提供されます。
販売情報
シートヒーター内蔵クッションは、全国のBRIDEマイスターショップおよび取扱店でオーダーが可能です。特に、グラデーションロゴやブラック、レッドの3色がラインナップされていますので、好みに合わせた選択ができます。
BRIDE について
1981年に設立されたブリッド株式会社は、年々成長を続け、自動車レース用のスポーツシートでは国内トップ、さらには世界的にも高い評価を受けています。年間12,000脚を供給し、自社の技術を駆使した高品質なシートを提供することで、多様なニーズに応えています。自動車レース用シートに留まらず、乗用車やトラック、さらにはオフィス用など多岐にわたる分野での展開を行っています。
この新しいシートヒーター内蔵クッションは、スポーツシート愛好家にとって、快適なドライブ体験を提供する大きな魅力となることでしょう。