ソフトブレーンのAIコンシェルジュが進化
株式会社ソフトブレーン(本社:東京都中央区)は、自社のCRM/SFA「esm eセールスマネージャー」に搭載されている「AIコンシェルジュ ナレッジサジェスト」の新機能を発表しました。この新機能は、ユーザーの営業活動をさらに効率化することを目的としており、過去の営業情報を活用することで営業パーソンの支援を強化しています。
従来の機能とその限界
これまでの「AIコンシェルジュ ナレッジサジェスト」は、ユーザーが入力した質問に対して、社内のナレッジや一般的な情報に基づいて回答を返すスタイルでした。具体的には、社内文書やファイルサーバーに保存されたデータにアクセスし、最適な情報を提示していましたが、過去の営業情報をグラフ化したり分析する機能はありませんでした。
新機能の特徴
新たに追加された機能は、過去の営業情報を「資産」として活用し、次の2つの側面から営業効率を向上させます。
1.
過去の類似案件の自動検索
新機能では、過去に成功した営業案件や類似の事例をAIが自動で抽出し、ユーザーに提示します。これにより、営業パーソンは手動で情報を探し回る必要がなくなり、迅速に参考ケースを引き出せるようになります。
2.
ノウハウの迅速な共有
営業活動で蓄積された見積もりやフィードバック、競合対策などの具体的なノウハウがAIコンシェルジュを通じて簡単に共有されます。各社員が持つ経験を組織全体で活用することで、営業の質が飛躍的に向上し、個人の成長だけでなく組織の成長へと繋がります。
これらの新機能により、既存の営業パーソンが直面する様々な課題を解決し、業務の効率化が図られることが期待されています。
営業人材不足への対応
日本の営業職従事者はここ10年で約58万人も減少したという調査結果があります。この人材不足は企業にとって深刻な問題であり、ソフトブレーンはこの状況を受け、業務の生産性向上や効率化を目指したソリューションとして「AIコンシェルジュ」を開発しました。AIコンシェルジュは2024年9月に初めてリリースされ、以後、登録支援や音声アシスト機能とともに営業現場をサポートし続けています。
さらなる進化への期待
今後、AIコンシェルジュはさらなる機能拡張を通じて、より多岐にわたる業務プロセスに対応し、営業パーソンを助ける頼もしいパートナーとしての役割を果たすことが見込まれます。これにより、企業は限られたリソースで最大限の成果を上げることが可能になるでしょう。
まとめ
AIコンシェルジュの進化は、ソフトブレーンが提供するCRM/SFAの新たな可能性を示しています。今後も継続的な機能改良により、営業活動の質を向上させるこのツールは、営業業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する要となるでしょう。詳しい情報は、
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