シニアに贈る舞台体験《チャレンジ・オブ・ザ・シルバー》
神奈川県が主導する「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」は、高齢者の新たな可能性を広げる体験型のダンスイベントです。このプロジェクトは、著名なダンサーである安藤洋子氏が中心となり、60歳以上を対象に舞台芸術の体験を提供し、地域により良い文化を根付かせることを目的としています。
プロジェクトの概要
「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」は、これまで横浜市内でのワークショップを重ねてきました。参加者は、各地のスタジオでダンスを学び、年に一度のペースで作品を発表してきました。しかし今回はさらに一歩進めて、舞台体験を通じて、身体表現の楽しさと共に他者とのつながりを感じてもらいます。
イベントの詳細
本年度のイベントでは、2日間にわたってシニアを対象にしたワークショップを開催します。照明や音響が整った本格的な劇場で、参加者同士が舞台上で織りなす瞬間を楽しむことができます。また、これまでのワークショップ参加者によるデモンストレーションも行い、彼らの成長を観覧し合える貴重な機会です。
日時・会場
- - 1日目: 令和8年1月30日(金) 14:00 - 18:30
- - 2日目: 令和8年1月31日(土) 13:00 - 17:30
- - 場所: KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ(横浜市中区山下町281)
料金と申し込み
- - 参加料金: 3,500円(事前申込、保険料や衣装レンタル代込み)
- - 募集人数: 各日50名で、神奈川県在住または在勤の60歳以上が対象。59歳以下の枠も設けています。
- - 申し込み期間: 令和7年12月22日から令和8年1月22日まで
申し込み方法は、電話(080-5885-3373)、WEB、またはメールを通じて行えます。興味のある方は早めに動くことをおすすめします。
体験型ワークショップについて
体験型ワークショップでは、参加者同士が互いの動きを観察し合いながら、舞台上での表現力を磨いていきます。身体がどのように見えるのか、観客との距離感を学び、相互にパフォーマンスを楽しむことは、今回のイベントの大きな特徴です。
取材のご案内
イベント当日は、取材や撮影も可能です。興味のあるメディア関係者は、イベントの1週間前までにご連絡ください。
共生共創への取り組み
このイベントは、神奈川県が推進する共生共創事業の一環として位置づけられています。この事業では、さまざまな障がいを持つ方々にも舞台芸術の楽しむ機会を提供しており、コミュニティの活性化に寄与しています。また、シニア劇団とのコラボレーションにより、多世代での交流も図られています。
最後に、参加を希望される方は、ぜひこの機会に舞台芸術の魅力を体感してみてください。仲間と共に新たな表現を生み出す挑戦に、あなたも一歩踏み出してみませんか?