松江城の国宝指定10周年記念事業の始動とクラウドファンディングの挑戦

松江城天守国宝10周年記念事業実行委員会が新たな取り組みとして、クラウドファンディングを始めました。このプロジェクトは、松江城が国宝に指定されてから10周年、そして150年という保存の節目を迎える来年に向けて、地域の皆との連携を強化し、松江城の魅力を再確認する機会を提供することを目的としています。

【クラウドファンディングの概要】

本プロジェクトのタイトルは「松江城国宝指定十周年｜後世に想いを伝える「節目」をみんなで祝いたい」であり、目標金額は500万円。募集期間は2024年11月22日から2025年1月31日までの77日間です。
資金使途は、「特別版お城EXPO in松江」の開催費用の一部に充てられる予定です。このプロジェクトは通常型およびAll-in形式で進行され、All-in形式では目標金額に関わらず集まった支援金を受け取ることが可能です。

【リターンの内容】

参加者にはさまざまなリターンが用意されており、「記念御城印」や「国宝指定記念日周辺に名前を城内に掲載」、さらには「松江城国宝指定10周年記念サポーター証」など、松江城の歴史に触れながら特別な体験を提供します。

【松江城の魅力と意義】

松江城はその美しい姿と長い歴史から、地元市民にとっての誇りであり続けています。廃城の危機を乗り越え、今なお市民に愛されている松江城は、来年の10周年に際して、多くの人と共に祝うことが大切です。このプロジェクトを通じて、地域の文化や歴史、そして先人たちの想いを未来へ繋げていくことが求められています。

【地域との連携】

松江城天守国宝10周年記念事業実行委員会は、松江市、松江観光協会、山陰中央新報社から構成されており、地域の活性化や文化財保存に取り組んでいます。来年のメインイベントである「特別版お城EXPO in松江」は、多くの市民と観光客にとっての魅力的な催しとなるでしょう。これに向けて、実行委員会は様々なプレイベントを実施し、盛り上がりを見せています。