新開発のボードゲーム「シランティア」とは
東京大学の学生と吉本の芸人たちが共同で制作した新しいボードゲーム「シランティア」が、2024年の初めに販売を開始しました。このゲームは、2つの異なる世界—学問の場とエンターテインメントの舞台—が融合したユニークな作品です。
背景
「シランティア」の開発は、東京大学と吉本興業による「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環として進められました。このプロジェクトは、2021年に始まり、大学の知識とエンターテインメントのノウハウを組み合わせ、新しい価値を創出することを目指しています。その中の一つである「オリジナルのアナログゲーム制作・PR体験」というプログラムから生まれたのがこのボードゲームです。
ゲームのルールと内容
「シランティア」は、プレイヤーが特定のお題に基づいて自分たちだけのランキングを作るゲームです。お題には「無人島であったら嬉しいもの」や「人の名前でありそうなもの」が含まれています。しかし、この中に1人だけ、お題を知らずに参加している“シランティア”が隠れているのです。
プレイヤーは、他のプレイヤーの動きを見て、誰がシランティアなのかを見破ろうとします。この過程で、創造力や推理力を駆使し、笑いを交えながら楽しむことができます。プレイ時間は約20分で、対象年齢は10歳以上、4人から6人でプレイ可能です。
お披露目イベントの様子
このゲームのお披露目と体験会が3月18日、池袋のJELLY JELLY CAFEで開催され、多くの参加者が集まりました。参加者は、テーブルごとに分かれ、ゲームを楽しみながら新しい体験を共有しました。
参加者の中には、ゲームのイラストの可愛さや、ルールの分かりやすさを称賛する声が多く、特に子供たちと一緒に楽しめる点が好評でした。また、「人狼の要素もあり、戦略を考える楽しさがある」との感想も多く寄せられました。メインMCを務めたマヂカルラブリー・村上も、「ルールが簡単なので、老若男女みんなに楽しんでもらいたい!」とその魅力を語っていました。
ゲーム詳細
- - 商品名: シランティア
- - 価格: 2,500円(税込)
- - 販売開始日: 2023年3月19日(水)
- - 購入可能場所: よしもとエンタメショップの新宿店や難波店、JELLY JELLY STOREなどで購入可能。オンラインでは「FANY Mall」でも展開されています。
まとめ
「シランティア」は、単なるボードゲームではなく、インタラクティブなコミュニケーションの道具でもあります。楽しみながら人々とつながり、意外性がもたらす緊張感も魅力の一部です。これから多くの場所で愛され、家族や友人と楽しむ新たなゲームとしての地位を確立することでしょう。