グロービス経営大学院が開催したG-CHALLENGE 2024最終選考会の結果

グロービス経営大学院 G-CHALLENGE 2024最終選考会

グロービス経営大学院（東京都千代田区）は、2024年2月16日（日）に在校生と卒業生を対象としたビジネスプランコンテスト「GLOBIS Venture Challenge（G-CHALLENGE）2024」の最終選考会を東京校で開催しました。このイベントは、その年の優れたビジネスプランを持つチームを発掘し、起業支援を行うことを目的としています。

最終選考に残ったのは、全体で7チーム。彼らはそれぞれ独自のビジネスプランをプレゼンテーションし、素晴らしいアイデアの数々が披露されました。その結果、最優秀賞である大賞には「PHOSLOOP」「株式会社エルシオ」「SlidePlus株式会社」「ソコラボ株式会社」の4チームが栄誉を受けました。

さらに、社会的なインパクトを重視した「KIBOW賞」は、「PHOSLOOP」および「バイオソノ株式会社」が受賞しました。これにより、受賞したチームは最大1,000万円の出資を受ける機会が提供されることになります。

受賞チームの紹介

PHOSLOOP

- 代表者: 青柳拓也さん（グロービス経営大学院2023期生、東京校）

UN たちの目指すのは、未利用たい肥のリサイクルです。農業における肥料の課題を解決し、持続可能な農業を実現するための手法を提案するベンチャーです。未利用の肥料を炭化して濃縮し、農家が利用しやすいバイオ炭肥料を開発しています。

株式会社エルシオ

- 代表者: 李蕣里さん（グロービス経営大学院2020期生、大阪校）

独自の液晶技術を駆使し、ピントを自動調整できる「オートフォーカスグラス」を開発しています。特にデジタルデバイスの普及によって増加する目の負担に対応する技術です。

SlidePlus株式会社

- 代表者: 宮城新さん（グロービス経営大学院2022期生、東京校）

提案資料を効率よく管理するためのサービス「SlidePlus」を提供しています。BtoB営業の提案品質向上を目的とし、資料を一元管理するプラットフォームです。

ソコラボ株式会社

- 代表者: 奈良晃寛さん（グロービス経営大学院2022期生、名古屋校）

ものづくりを支援するためのプラットフォームを展開。プロトタイピングツールの提供を通じて、個人のクリエイティビティを活かす支援を行っています。

KIBOW賞受賞チーム

PHOSLOOP

（概要は上記に記載）

バイオソノ株式会社

- 代表者: 遠山賢さん（グロービス経営大学院2016期生、仙台校）

誤嚥という介護事故による死亡リスクを軽減するデジタルヘルスプロダクト『食通（ショクツー）』を開発しています。音響センシングとAI技術を活用して、介護業界全体の社会課題解決に貢献することを目指しています。

グロービスの起業支援

グロービス経営大学院は、起業家を育成・支援するための幅広いプログラムを展開しています。特にG-CHALLENGEは、起業を志す学生たちがビジネスプランを磨き、実際の出資を受けるチャンスを得られる重要なステップと位置付けられています。最終選考には34チームがエントリーし、最終的に8チームが選出されました。