「あいご」を食べて海を守ろう！特別ランチクルーズ開始

海の救世主「あいご」とは

広島県で新しい海の守り方として注目されているのが、魚「あいご」。この魚は近年、海水温の上昇によりその生息域を広げ、磯焼けを引き起こす要因となっています。しかし、実はこの「あいご」、そのまま敬遠されがちですが、料理に工夫を加えれば美味しい食材になるのです。

ランチクルーズの概要

株式会社ANxtendと地域のうつみ食堂が共同で企画したこのランチクルーズは、2025年10月14日からスタート。毎年、6月1日から11月30日までの期間限定で開催され、参加者は海を守るための一役を担うことができます。

出発地点: 尾道市土堂2-4-41、SUIGUN RIB TOURS事務所
出発時間: 10:30（集合時間10:15）
所要時間: 約2時間30分
大人料金: 12,800円（税込）

このクルーズでは、ランチとして提供される「あいご」の様々な料理を楽しみながら、地域の環境問題や食の重要性について学ぶことができます。

あいごを食べる理由

磯焼けが進行する中で、「あいご」の消費は漁師さんの収入の向上や環境保護に直結します。実際に「あいご」が増え続けると、海の生態系に悪影響を及ぼし、さらには食料自給率の低下にもつながります。そこで、このランチクルーズは海を守るための重要な活動の一環となっています。食を通じて環境問題を考える機会を提供してくれるのです。

美味しい「あいご」の料理

クルーズで提供される「あいご」のメニューは多彩です。例えば、旬のキノコを使った「あいご」と季節のキノコのペペロンチーノや、あいごフライ、そしてカルッパチョ（セビチェ風）など、どれも美味しく仕上げられています。特に、あいごのフリッターは地元の檸檬とニンニクオイルで素材の旨味を引き出し、絶品です。砂浜に響く波の音を聞きながら、楽しい時間を過ごせること間違いなしです。

持続可能な海の未来を考える

このランチクルーズを通じて、一人でも多くの人々に「あいご」を知ってもらい、食べてもらい、そして海を守る活動に参加してもらいたいと思っています。海を守ることは一朝一夕でできることではありませんが、同時に身近にできることでもあります。美味しい料理を楽しむことで、私たちの海を救う一助となる。そんな想いを込めた企画となっています。