テクラ・カイシャウリの個展「FRACTURED」
2025年1月2日(木)、東京・原宿に位置するtHE GALLERY HARAJUKUにて、オーストリア出身のアーティスト兼プロレスラー、テクラ・カイシャウリによる個展「FRACTURED」が始まります。テクラはウィーン応用美術大学を卒業し、ユニークな経歴を持つ彼女ならではの作品が楽しめる貴重な機会です。
経歴と多才な才能
テクラ・カイシャウリは1993年にオーストリアのウィーンで生まれました。2020年に日本に移住し、プロレスラーとしてのキャリアをスタート。既に2022年からは女子プロレス団体「STARDOM」に参戦し、国際的なスポーツアーティストとして名を馳せています。彼女の言葉によれば「リングは自分にとってのキャンバスであり、そこにワイルドな絵を描いている」とのこと。
今回の個展では、彼女の新作キャンバス作品や、彼女自身がデザインした特別なコスチュームが展示・販売されますので、是非足を運んでみてください。新たな2025年のスタートにふさわしいアートの体験になるでしょう。
展示の詳細
展示期間は、2025年1月2日から1月13日までですが、1月8日と9日は休廊日となります。また、オープニングレセプションは1月2日の夕方18時から20時まで行われる予定です。来場者は、テクラに直接会えるチャンスもあるかもしれません。
開館時間
- - 1月2日:14:00〜20:00(レセプション18:00〜)
- - 1月3日〜5日:12:00〜17:00
- - 1月6日・7日:12:00〜19:00
- - 1月10日〜12日:11:00〜19:00
- - 1月13日:11:00〜20:00
テクラのアート哲学
彼女は、アートを通じて自己表現を行い、ギャラリーをリングに変えるというユニークな試みをしています。米原康正キュレーターは「彼女のフィジカルなアート表現は、観る人に強烈な感性をもたらすことでしょう。そして、彼女の作品は私たちに新たな哲学をもたらすきっかけになるはずです」と語っています。
特に、今回の展示では彼女の代表的な技「毒グモ・デス・ドロップ」のメタファーとして、観客は作品を通して新しい体験ができるでしょう。作品は見る者にその想像力を刺激し、感性が書き換えられるような感覚をもたらしてくれることでしょう。
アートとプロレスの融合
テクラのアートは、プロレスのパフォーマンスと深く結びついています。彼女にとって、リングでの戦いは、アート作品の一部であり、自己表現の一環なのです。今回の展示もまた、観客に新しいアートの観方や楽しみを提供する機会となるでしょう。アートやプロレスに興味がある方は勿論、これから触れる方々にとっても素晴らしい出会いが待っています。
ギャラリーの紹介
tHE GALLERY HARAJUKUは、新進気鋭のアーティストを発掘するために作られたスペースで、原宿の魅力的なストリートに位置し、昔ながらの雰囲気が残るエリアにもあります。おしゃれな古着屋や美味しい料理屋が立ち並び、アートにとどまらず様々な文化を楽しむことができます。この機会に、原宿ならではのアートと文化を感じてみてください。
テクラ・カイシャウリの「FRACTURED」は、アートとスポーツ、さらには新たな自己発見の場を提供してくれる素晴らしい大会です。皆様の訪問を心よりお待ちしております。