新しい開封体験を提供するギフトボックス「BIX」
田中紙業株式会社が手掛けるギフトボックス『BIX』が注目を集めています。この商品は、ただの包装ではなく、開ける瞬間に心躍る「開封体験」を提供することを目指して開発されました。現代では商品購入が容易になったものの、その過程での体験も重要視されています。特に、SNSの潮流から生まれた「Unboxing」、つまり開封体験が多くの消費者に支持されています。
“開封体験”を再定義する「BIX」
田中紙業は70年以上にわたり段ボール加工に関する技術を磨き上げてきました。そんな同社が生み出した『BIX』は、同社のノウハウとデザイン会社soellとのコラボレーションによって誕生しました。6種類の異なるデザインが用意されており、それぞれがユニークな開封方法を採用し、贈る人と受け取る人のコミュニケーションを促進します。これにより、ギフトボックス自体がブランド価値の向上にも寄与します。
環境への配慮と多様な活用法
段ボールは95%以上がリサイクルされる素材として知られていますが、一般的には「安価な輸送箱」というイメージが強いのが実情です。『BIX』はこの概念を覆し、段ボールの新たな価値を提示します。ユニークな形状や柔軟なデザインを通じて、従来の段ボールの枠を超えた使い方が可能です。
商品特徴
1.
開封体験の楽しさ
『BIX』シリーズは、異なる形状と開封方法を採用したアイテムが揃っており、開けること自体が楽しみになるよう工夫されています。
2.
再利用可能な設計
段ボール素材のメリットを活かした優れた緩衝性を持ちながら、ギフトとして使った後は収納箱として再利用できます。
3.
持続可能な素材
環境に優しい段ボールを用いて、輸送用途に留まらない革新的なパッケージデザインを実現しています。
各商品の概要
上蓋をねじって持ち上げるユニークな開け方で、コミュニケーションのツールとしても機能します。
両端に膨らみがあり、ズレを防止。愛らしいフォルムで、魅力的です。
丸みを帯びた形状で、スムーズに開閉ができる楽しさを提供します。
シャープな印象で、スライド式の開閉を実現。
引き出し収納としても使える機能的なデザイン。
ユニークな形状が印象的で、開けやすさも兼ね備えています。
国際見本市への出展
『BIX』は2025年6月18日から20日まで、メッセフランクフルトで開催される「インテリアライフスタイル」に出展予定です。新しいデザインの可能性をさらに広げる機会として、多くの注目を集めることでしょう。
田中紙業株式会社について
田中紙業は段ボールを製造する企業で、埼玉県本庄市および神奈川県厚木市に主要拠点を持っています。多岐にわたる包装資材を提供しており、品質とデザインにこだわった製品を展開しています。
会社の詳細は
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soell株式会社について
企業の持つ素材や技術を活かしたデザイン支援を行っており、『BIX』のデザインにも寄与しています。
プロダクトデザインの新常識を作るための活動も行っており、デザインプロジェクトに参加しています。詳細は
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