オムロン、PRIDE指標で7度目のゴールド受賞!多様な人材が輝く環境づくりに光
オムロン株式会社が、一般社団法人work with Prideが主催するLGBTQ+など性的マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2024」において、最高評価のゴールドを受賞しました。実に7度目の快挙です。この受賞は、同社の多様性と包括性(D&I)への積極的な取り組みが評価された証といえるでしょう。
オムロンのD&I戦略:社員一人ひとりが輝くための取り組み
オムロンは、「会社と社員が、“よりよい社会をつくる”という企業理念に共鳴し、常に選び合い、ともに成長し続ける」という人財ビジョンを掲げています。その重要な柱として、独自のD&I戦略を推進。多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できる環境づくりに力を入れています。
具体的には、2015年からLGBTQ+に関する理解促進セミナーや研修を実施。人事・採用担当者だけでなく、管理職向けの研修も行っており、全社的な意識改革を推進しています。さらに、制度の見直しや就業規則の改定にも積極的に取り組み、性的マイノリティの社員が安心して働ける環境を整備してきました。
オムロンの具体的な取り組み:制度・研修・相談窓口
オムロンの取り組みは多岐に渡ります。国内全事業所には人権委員、ハラスメント相談窓口、ダイバーシティ相談窓口を設置。全従業員を対象とした人権研修では、LGBTQ+への理解促進にも力を入れています。
さらに、社内イントラネットを活用し、LGBTQ+に関する情報を定期的に発信。社員間の理解促進を図っています。制度面では、2019年には人事や福利厚生制度における配偶者の定義に同性パートナーを含める制度を改定。2021年には、家族の定義に事実婚を含める制度改定を行いました。これらの取り組みは、性的マイノリティの社員が安心して仕事と生活を両立できるよう配慮したものです。
オムロンの目指す未来:持続可能な社会への貢献
オムロンは、「事業を通じて、よりよい社会づくりに貢献する」という使命を掲げ、企業理念に「人間性の尊重」を明記しています。様々な考えを持つ多様な人材が個性と能力を活かし、活躍できる組織を目指しているのです。
多様な社員が能力を最大限に発揮できる環境づくりこそが、イノベーションの源泉。社会課題の解決にも繋がり、個人と会社が共に成長する持続可能な社会の実現に貢献できるとオムロンは考えています。今回のPRIDE指標ゴールド受賞は、その取り組みの成果を示すものと言えるでしょう。
まとめ:多様性と包括性を重視する企業姿勢
オムロンのLGBTQ+への継続的な取り組みは、単なるコンプライアンスではなく、真のダイバーシティ&インクルージョンを追求する姿勢を示しています。多様な人材の活躍を促進することで、企業の成長と社会貢献を両立させる、オムロンの取り組みは他の企業にとっても大きな示唆を与えてくれるでしょう。