SNSで人気沸騰中！保護猫と自然が調和する和心村の魅力

和心村の魅力と猫の恩返し

千葉県富津市にある「和心村」は、開業から5周年を迎えた古民家とグランピング施設です。特に注目すべきは、ここに住む保護猫たちが多くのお客様を招き入れている点です。SNSでは480万回以上再生された動画が話題となり、全国の猫好きの心を掴んでいます。

5年間の歩み

和心村の保護猫たちは、元々野良猫であり、オーナーの夫婦が飼う2匹の保護猫からスタートしました。2020年7月、二人は富津市に移住し、古い家屋を改装してグランピング施設を立ち上げることを決意しました。自然豊かな環境の中、猫たちは自由に駆け回り、夜になるとゲストの部屋で眠るといった完全に解き放たれた生活を送っています。

しかし、予定外のことも起こりました。コロナウイルスの影響で、開業したばかりの施設は利用客が途絶えてしまいました。そんな中、SNSでの評判が広まり、猫たちに会いたいという全国からの予約が急増。オーナーは、猫たちの存在がまるで「招き猫」のようだと気付くことになったのです。これが猫たちの恩返しであると考えるようになりました。

新しい展望と地域への貢献

さらに、和心村では新たに療養が必要な猫専用の部屋も完成させました。また、支援者の協力を得て、新しいカフェ兼フロントの建設が始まっており、訪れる人々の交流の場として発展を目指しています。今後も、自然との共生や田舎体験を通じて、いっそう多くの人々に貴重な体験を提供することにも力を注いでいく予定です。

オーナーの想い

「開業から多くの方々に支えられ、猫たちが全国からお客様を招いてくれています。猫たちの居場所が人との調和を生む場所になり、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、訪れる方々が心安らぐ体験を提供し続けたいと思っています」とオーナー夫婦は語っています。

和心村の施設概要

和心村は、東京ドームの半分の広さを持ち、6棟の客室がある自然に囲まれた施設です。施設内では、24時間たき火が楽しめ、薪の調達からBBQまで自由に行うことができます。また、進化を続ける和心村では、毎年森の開拓を行い、井戸の再生や小川の復元にも手を入れています。和心村が提供するのは、自然体験だけでなく、都市生活に疲れた人々への安らぎです。

場所をシェアし続け、未来を見据えた和心村の挑戦。猫たちの存在が、ただの癒しではなく、訪れる人々にとっての幸福な体験を生み出してくれる場所であることを、ぜひ体験してみてはいかがでしょう。