学生の情熱が光る「ハマる学生COLLECTION」
全国の学生が自分の熱い趣味や活動を競うコンテスト「ハマる学生COLLECTION」が開催され、多くの注目を集めています。2025年2月23日に行われたファイナルでは、数々の応募から選ばれたファイナリストたちが自らの「ガクハマ」エピソードを発表し、熱いバトルを繰り広げました。
コンテストの概要
このコンテストは、今までの就職活動や自己PRでは語りきれなかった学生の情熱や趣味、いわゆる「ガクハマ」を大切にするイベントです。昨年の9月から11月にかけて、全国の学生から「ハマりすぎてやり込んだこと」のエピソードを募集し、その中から選抜されたファイナリストたちが集まりました。
最終審査に進んだ5名はそれぞれ自分の「ハマり」に情熱を注ぎ、そのプレゼンテーションで多様なパフォーマンスを披露しました。その結果、大阪府の高校生ふーさんが見事グランプリを獲得。賞金200万円と、”ガクハマ資金”としての資金が贈られました。
グランプリ受賞者のエピソード
ふーさんのプレゼンテーションは「ノルウェーにハマっちゃった」というテーマ。彼は、人気漫画「ヘタリア」に登場するノルウェーのキャラクターに触発されて、ノルウェーという国そのものに夢中になったそうです。毎朝ノルウェーの天気をチェックし、登校中には国歌を聞くなど、まさにノルウェーと共に生きることに全力を注いでいます。将来の夢はノルウェーに移住し、自らの税金で寄与することだと力強く語りました。
審査員の反応
審査員の池谷裕二教授は、ふーさんの情熱に感銘を受けたようです。「周囲からの視線を気にせず、自分の好きなことを貫いている姿勢が際立っていた」という言葉が印象的でした。実際、彼のハマり具合は周囲から見ても異彩を放っていたのだと思います。
審査員特別賞の素晴らしい発表
また、特別賞を受賞したのは神奈川県の高校生、水野凉さん。「ドローンにハマっちゃった」というテーマで、自身の経験や情熱を語りました。幼少期から野球に打ち込んでいた水野さんですが、ドローンに出会い、その世界に身を投じることになりました。中学時代には全国3位になるほどの実績も持つ彼は、その後ドローンスクールに通い、親から借金をして機材を揃え始めました。特に注目されたのは、彼の制作したドローン空撮映像でした。その圧倒的なクオリティに、審査員からは驚嘆の声が上がりました。
未来への展望
拡がる可能性の中で、彼らの情熱がどのように未来を切り開いていくのか、想像するだけでワクワクします。4月末には、各プレゼン動画がYouTube「ガクハマ」チャンネルで公開され、視聴者の投票でポピュラリティ賞が決まる予定です。若い世代の情熱や夢が実現するその時を、ぜひ見逃さないでください。
ガクハマの理念
この「ハマる学生COLLECTION」は、ただのコンテストにとどまらず、学生たちが自らの夢を見つめ直し、それを語る場所でもあります。岩崎学園は、「ガクハマ」という言葉を通して、学生たちが持つ力や熱意を見いだし、より豊かな自己表現ができるサポートを行っています。将来的には、企業側も「熱のある人材」を見つけやすくなるかもしれません。
このコンテストは、学生が一人ひとりの個性を大切にし、充実した人生を送るための第一歩となることでしょう。今後も「ハクコレ」や「ガクハマ」の理念の発信が楽しみです。