埼玉県古代史の新たな光を探る講座、開講決定！

埼玉の古代史の新たな側面を学ぶ講座の紹介

埼玉県は古代武蔵国に位置し、その歴史には多くの謎が隠されています。近年の研究や発掘調査により、これまで知られてこなかった新しい事実が次々と解明されてきました。そんな歴史の新たな側面を知るための講座が、2025年4月から行われることが決定しました。講師は大東文化大学の宮瀧交二教授で、古墳時代から奈良・平安時代における歴史的な事件や文化についてわかりやすく解説してくれます。

講座の内容

この講座では全5回にわたって、埼玉の古代史にまつわる重要なテーマが取り上げられます。日程とカリキュラムは以下の通りです。

1. 4月10日（木） - 「埼玉の埴輪が語る新しい古代史像」
埴輪の発掘により、当時の人々の生活や信仰について新たな知見が得られています。

2. 6月12日（木） - 「武蔵国高麗郡・新羅郡…誕生の背景」
古代の地方行政や文化の背景を深く掘り下げていきます。

3. 7月10日（木） - 「新羅琴の達人・沙羅真熊の謎！」
埼玉の地で育まれた伝統的な楽器やその演奏技術について探求します。

4. 7月31日（木） - 「木簡からみた古代武蔵国の特産品」
古代の商業や特産物についての情報が木簡から得られます。

5. 9月11日（木） - 「氷川神社と『更級日記』の竹芝伝説」
神社の歴史的意義や文学作品との関わりを学ぶ内容です。