第24回JAPANドラッグストアショー:セルフメディケーションの未来を探る!
2024年8月30日(金)から9月1日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて、生活者のセルフメディケーションを支える多種多様な商品・情報・システムが一堂に会する「第24回JAPANドラッグストアショー」が開催されます。
今年のテーマは「これからの多様性のある社会に向けたドラッグストアの挑戦〜自分にあったセルフメディケーションを探して〜」。SDGsや女性の活躍、リスキリングなど、個人の生き方や働き方が多様化する現代において、ドラッグストアは新たな役割を担っています。
ショーでは、SDGsやフェムケアを意識した商品が増加するなど、変化するニーズに対応した商品やサービスが数多く展示されます。赤ちゃんから高齢者まで、幅広い層に対応する商品を扱うドラッグストアならではの、多様な商品ラインナップが魅力です。
展示内容:注目すべきは「フェムケアゾーン」と「食と健康ゾーン」!
今回の展示会では、特に「フェムケアゾーン」と「食と健康ゾーン」に注目が集まります。
フェムケアゾーンでは、女性の健康促進をテーマに、生理用品や美容製品など、幅広い商品が展示されます。政府の女性活躍推進政策の影響もあり、フェムケア市場は近年急成長を遂げています。ドラッグストア業界は、このトレンドに対応し、新しい製品・システム・サービスを提供することで、さらなる市場拡大を目指しています。
食と健康ゾーンでは、食と健康に関する最新商品やサービス、そして食生活の改善をサポートする情報が提供されます。健康志向の高まりを受け、ドラッグストアでは食に関わる商品の販売も拡大しています。このゾーンでは、管理栄養士による相談コーナーも設置され、来場者は専門家のアドバイスを受けることができます。
イベントも盛りだくさん!
展示会では、商品展示に加えて、様々なイベントが開催されます。
一般来場者向けイベント「夏祭り・縁日」: SDGsをテーマに、家族で楽しめる夏祭りが開催されます。遊びながら学べる体験型学習コーナーや、屋台、そして子ども向けのお仕事体験コーナーなど、盛りだくさんの内容です。
Men’s Beautyアワード2024: 男性を対象としたビューティアワードです。美容男子、ナイスミドル、健康長寿な方など、様々な部門で表彰が行われます。
特別企画セミナー: 業界関係者向けビジネスセミナーと、一般生活者向けのライフスタイルセミナーが開催されます。
食と健康アワード2024: 食と健康に関わる優れた商品を表彰します。
*
新商品コレクション2024: 出展社から発売された新商品を一堂に集めた展示コーナーです。
ドラッグストア業界の未来を見据えるショー!
第24回JAPANドラッグストアショーは、セルフメディケーションというテーマを通して、ドラッグストア業界の現状と未来を展望する重要なイベントです。ぜひ足を運んで、最新の商品やサービスに触れてみてください。
第24回JAPANドラッグストアショー:期待と変化を感じた展示会
近年、セルフメディケーションという言葉が広く浸透し、ドラッグストアは単なる薬局ではなく、健康に関する情報や商品を提供する重要な拠点として認識されるようになりました。今回のJAPANドラッグストアショーは、まさにその変化を象徴するイベントだったと感じます。
特に印象的だったのは、「フェムケアゾーン」と「食と健康ゾーン」です。女性の健康に関する商品やサービスが充実し、食生活の改善をサポートする商品も数多く展示されていました。これらのゾーンを見るだけでも、ドラッグストアが時代の変化に対応し、生活者のニーズを捉えようと努力していることが伝わってきました。
また、イベントも充実しており、特に夏祭りをテーマにした「夏祭り・縁日」は、家族連れで楽しめる内容で、来場者の笑顔があふれていました。遊びを通してSDGsを学べるコーナーもあり、教育的な側面も持ち合わせていた点も評価できます。
一方で、展示会全体の規模は、近年増加傾向にあるフェムケアや食と健康関連商品に比べて、他の分野の商品展示がやや少なかったように感じました。今後の展示会では、より幅広い分野の商品を網羅し、来場者にとって魅力的な展示空間になることを期待しています。
全体を通して、第24回JAPANドラッグストアショーは、セルフメディケーションの重要性、そしてドラッグストアの進化を感じさせる展示会でした。今後も、生活者の健康を支える情報や商品を提供し続けることで、ドラッグストアは社会にとって欠かせない存在であり続けるでしょう。