Nega/squaredが描く新たな音楽の可能性『updatE』をリリース

Nega/squaredの待望の新曲『updatE』

音楽アートの新たな形を追求するアーティスト、Nega/squaredが四作目となる新曲『updatE』をリリースしました。この楽曲は、これまでの作品である『ELLA』『ID』『バイナリー』に続くもので、音楽と人工知能が交差するテーマを掲げています。

AIと創造性の関係

近年、私たちはAIの進化を目の当たりにし、その可能性に驚かされています。実際、アートや音楽、映像制作がAIによって自動生成される時代が到来しました。Nega/squaredの最新曲『updatE』では、そんな現代社会における人間の創造性の脅威が描かれています。“創造性”は、単なる作業の効率化以上のものであり、人間にとって本質的な要素です。しかし、AIの普及により、我々のアイデンティティやアートの存在意義が問われるようになったのです。

この楽曲は、AIが急速に進化する現代において、人の手で生み出される作品は果たして必要とされるのか？という疑問から始まっています。AIは過去の作品を元に、自らのスタイルを模倣し、新たな出力を行います。その結果、未来にはAIが創る作品が氾濫し、人間の創作活動が古臭いものとして扱われる時代が訪れるのではないかと、Nega/squaredは考えています。

音楽としての表現

Nega/squaredは、音楽そのものよりも、音楽を通じて表現される人間性を排除し、純粋に“音楽”を追求する視点を持っています。彼らは、アートと人間の関係性を問いかける存在であり、人工知能が発展することで生じる新たな課題にも真摯に向き合っています。これにより、従来の音楽の概念が変化し、アートの未来が揺らげられるかもしれません。

MVの公開と今後の活動

また、同日21時にはYouTubeチャンネルにて新曲『updatE』のミュージックビデオも公開される予定です。このビデオは、曲のテーマを視覚的に表現しており、多くのファンからの注目を集めることでしょう。ファンの皆さんは、ぜひチェックしてみてください。

Nega/squaredは、2019年に始動したアーティストとして、これまでに2回のEPをリリースしており、独自のスタイルで音楽を探求してきました。今後も、彼らの音楽がどのように進化し、私たちにどんな新たなインスピレーションをもたらすのかに注目です。