住みたい街ランキング2007:横浜市が2年連続首位!
2007年、株式会社ブランド総合研究所が実施した「地域ブランド調査」において、全国1000市区町村を対象とした「住みたい街」ランキングで、横浜市が2年連続で1位を獲得しました。この調査は、インターネットを通じて約3万人の回答者から得られたデータに基づいており、高い信頼性を誇ります。
気になる上位ランキング
2位は鎌倉市で、前年から順位を一つ上げています。3位は神戸市、4位は京都市と、上位は政令市が中心です。しかし、鎌倉市、軽井沢町、函館市といった観光地も上位にランクインしており、都市部だけでなく、自然豊かな地域への居住意欲も高いことが分かります。
東京23区では、世田谷区が全国6位にランクインし、目黒区、港区と続きました。東京23区の中でも、住環境の良さや利便性が高く評価されていることが分かります。
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1 | 横浜市 | 神奈川県 | 25.8 | (1) |
2 | 鎌倉市 | 神奈川県 | 25.5 | (3) |
3 | 神戸市 | 兵庫県 | 23.9 | (2) |
4 | 京都市 | 京都府 | 23.6 | (4) |
5 | 札幌市 | 北海道 | 22.2 | (5) |
6 | 世田谷区 | 東京都 | 18.1 | - |
7 | 福岡市 | 福岡県 | 17.3 | (8) |
8 | 軽井沢町 | 長野県 | 17.0 | - |
9 | 芦屋市 | 兵庫県 | 16.8 | (15) |
10 | 函館市 | 北海道 | 16.7 | (7) |
※()内は前年順位。
都市イメージランキング
調査では、「住みたい街」だけでなく、各市区町村の都市イメージについても調査が行われました。
横浜市は「国際交流の街」と「デザインやセンスの良い街」で1位を獲得しました。神戸市もこれらのイメージで上位にランクインしており、両市には共通点があることが分かります。
一方、「観光・レジャーの街」では札幌市、「歴史・文化の街」と「学術・芸術の街」では京都市がトップに輝きました。スポーツの街では、鈴鹿サーキットのある鈴鹿市が1位となりました。
その他、環境、住民参加、教育、ITなど、様々な面から都市イメージが評価されています。
調査概要
調査は、インターネットを利用したアンケート調査で、全国1000市区町村を対象に、3万1169人から回答を得ています。回答者は年齢、居住地、性別などを考慮し、人口構成を反映するように調整されています。
まとめ
この調査結果は、各地域のブランド力や魅力を測る上で貴重な指標となります。横浜市の2年連続1位は、その高い居住意欲と魅力的な都市イメージを示しています。しかし、上位にランクインした他の都市もそれぞれ独自の強みを持っており、多様なニーズに対応できる魅力的な地域が多く存在することが分かります。今後、各地域がどのように魅力を向上させ、より住み良い街づくりを進めていくのか、注目です。