浜名湖のアマモ体験
2025-05-19 17:03:11

静岡浜名湖の生態系再生へ向けた「アマモ」体験ツアーが開始

浜名湖の未来を守る、素晴らしい体験



浜名湖は静岡県に位置する美しい湖で、かつては潮干狩りの名所として賑わっていましたが、近年アサリの数が著しく減少し、潮干狩りが行えなくなる事態が続いています。この現状を克服するために、公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューローと弁天島遊船組合は、浜名湖のアサリ復活の鍵を握る海草「アマモ」の生態を学びながら、その群生を実際に見られる体験商品を企画しました。

この体験は特に小学生や家族連れを対象としており、SDGsの観点からも重要な取り組みです。アマモは貝類が棲むための“海のゆりかご”と呼ばれ、アサリの生息には欠かせない存在です。そこで、アマモが育成される現場を自身の目で見ることで、浜名湖のエコシステムへの理解を深め、次世代に豊かな自然環境を継承する役割を果たします。

体験商品の概要



企画された体験は「【春夏限定】舟に乗って浜名湖めぐり!海のゆりかご「アマモ」ってなあに?」というもので、2025年4月には弁天島沿岸で約5年ぶりにアマモの群生が確認され、現場を訪れることができます。体験ツアーでは、地元の漁師ガイドの案内のもと、浜名湖の自然や歴史を学ぶことができます。これにより、参加者はただの観光だけでなく、浜名湖を次の世代に残していくための意義を感じることができるでしょう。

体験ツアーは2025年8月31日まで実施され、毎日行われます。参加者は2名から10名までのグループで、料金は大人2,000円、子どもは1,000円(税込み)です。この体験には、ライフジャケットをつけての船遊びや、アマモについての説明、舞阪町シンボルタワーの前での記念撮影など、盛りだくさんの内容が含まれています。また、オプションとして「無人島いかり瀬」での磯遊びも体験でき、手ぶらで訪れても安心です。

未来への取り組み



弁天島遊船組合の間瀬組合長は、約3年前から「浜名湖ネイチャーズ」を立ち上げ、アマモの種まきや育成に力を入れ、保全活動を続けてきました。2025年5月27日には、報道機関向けの体験会を開催し、参加者には舟でのツアーを通じてアマモの生態や現状について説明が行われます。

参加を希望する方は、事前に申し込みが必要で、申し込みの締め切りは体験日の2日前までです。ぜひこの機会に、浜名湖の大切な自然を体験し、その魅力を再認識してみてはいかがでしょうか。これからのアサリの復活に向けた一歩として、この貴重な体験を通じて、浜名湖をより知り、愛するきっかけとなることでしょう。


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会社情報

会社名
公益財団法人 浜松・浜名湖ツーリズムビューロー
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