EduCare、東京都主催「東京金融賞2025」で一次審査通過を発表

EduCare、東京金融賞2025での挑戦への期待

株式会社EduCareが、東京都が主催する「東京金融賞2025」の金融イノベーション部門で一次審査を通過したことを発表しました。この賞は、金融分野での革新や持続可能な社会の実現に向けた取組を表彰することを目的としており、EduCareにとって大きなステップとなります。

EduCareは、学生から働く世代を対象とした教育ローンを提供しており、経済的な理由で学びの機会を奪われることのないよう、環境を整える努力をしています。具体的には、スキルアップやキャリア形成を希望する人々に手軽に利用可能な金融商品を提供し、学ぶことのハードルを下げています。また、他の教育機関や企業との連携を強化することで、業界全体のリスキリングを促進することにも寄与しています。

2023年の東京金融賞には計157の事業者が応募し、その中からは国内の事業者10社、国外の事業者5社が一次審査を通過しました。これにより、EduCareは最終審査・受賞を目指す大会の一翼を担うことになりました。この過程の中で、メンターシッププログラムやビジネスマッチング、そして海外発信の支援など、多様なプログラムを通じてステークホルダーと共に教育のアクセス格差を縮小し、持続可能な金融サービスの普及に尽力していく方針です。

東京金融賞の目的

「東京金融賞」は、東京都がサステナブルな社会を実現するためのアジアのイノベーション・金融ハブを形成する一環として実施されており、2024年6月には「金融・資産運用特区」の認定がなされています。この特区を活用し、金融の力を利用して持続可能な社会を実現するための取り組みを促進することが、この賞の大きな目的です。

EduCareのビジョン

EduCareは、「Make Education Affordable」を掲げ、教育における経済的障壁を取り除く金融サービスを提供することを目指しています。設立からわずか1年余りで、教育ローンや奨学金制度、さらには独自開発した教育ROI™を用いた与信評価の高度化を進めています。この教育ROI™は、学生が希望する職業に就いた際の初任給や賃金の伸びを元に、その将来のリターンを定量的に示すことで、より透明性の高い金融サービスを実現するための鍵となります。

まとめ

EduCareの一次審査通過は、単なる通過点に過ぎず、同社は本当に必要な教育を受ける権利を全ての人に提供するため、今後も挑戦し続けていく所存です。金融サービスが教育に与える影響をより広く理解し、社会全体でリスキリングや教育機会の拡充に寄与できることを私たちは期待しています。今後の成長と成功に注目が集まります。