佐賀の特産品を北欧風にデザインしたマスキングテープが登場！

佐賀の特産品を魅力的にアート化したマスキングテープ

2025年12月25日（木）より、佐賀県の特産品をテーマにしたオリジナルマスキングテープが九州佐賀国際空港内のスーベニアショップ『sagair（サガエアー）』で限定販売されることが発表されました。このマスキングテープは、さが県産品流通デザイン公社が早田株式会社とコラボレーションし、世界的に著名なテキスタイルデザイナー、島塚絵里氏が手がけています。

佐賀の魅力を伝える2つのデザイン

新たに登場するマスキングテープは、2種類のデザインが特徴です。1つ目は「さがのくだもの」で、淡いベージュの背景に佐賀の果物をポップに描いたデザインです。柿やいちじく、みかん、ストロベリー、そしてデコポンなど、色とりどりの果物が楽しい雰囲気を醸し出しています。このマスキングテープは、手帳やラッピングに彩りを提供し、日常生活の中で佐賀の魅力を楽しむことができます。

2つ目のデザイン「さがのはな」は、柔らかなタッチでバラやカーネーションなどの花を描いた華やかな柄です。ピンクの背景が温かみを与え、ギフトやインテリアにもぴったりな一品です。

こうしたデザインの誕生背景には、「旅の思い出を持ち帰れるアイテムを届けたい」という制作意思が込められています。佐賀の特産をもっと身近に、より可愛く表現することによって、人々の日常に自然に溶け込むアイテムへと仕上げられました。

世界に認められたデザイナー

島塚絵里氏はフィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するテキスタイルデザイナーです。津田塾大学で学んだ後、アアルト大学で専攻し、名高いマリメッコ社でデザイナーとして活躍しました。彼女が手がけるデザインは、北欧の感性と日本文化への深い理解を融合した独創的なもので、世界中で評価されています。最近では絵本の制作にも取り組んでおり、2024年には岩波書店から出版される予定の作品でもその多才ぶりを発揮しています。

早田株式会社と地域密着の取り組み

今回のマスキングテープの製作を担当している早田株式会社は、佐賀県伊万里市に本社を置く老舗の文具店です。1920年に創業以来、地域文化を重んじた商品づくりを手掛けており、文具や書籍販売、印刷業を幅広く展開しています。同社は地域貢献の一環としてオリジナル文具の企画・制作にも力を入れており、地域の文化を生かしたプロジェクトを実施しています。