海老名の複合施設「ViNA GARDENS PERCH」へようこそ
2024年12月6日、海老名市の複合施設「ViNA GARDENS PERCH」でAIロボットによる新たな施設案内の実証実験がスタートします。この実験は、小田急電鉄株式会社が主導し、日々多くの人が行き交う場所での新しい形のサービス提供を目指しています。
ウェルネスをテーマにした新しい出発
「ViNA GARDENS PERCH」は心身の充足、すなわち“ウェルネス”をテーマに、地域の中心的存在となるべく作られました。毎日約8万人が通行する海老名市自由通路の近くに位置し、来館者にこだわりの情報を提供することに注力しています。この実証実験では、より多くの方々に施設の魅力をお伝えすることを目指しています。
AIロボット「Cruzr」によるお出迎え
施設の入り口には、愛らしいデザインのAIロボット「Cruzr」が設置されます。このロボットは、顔に豊かな表情を持ち、自然な会話を通じて来館者に施設を案内します。さらに、音楽に合わせてダンスを踊るというユニークなパフォーマンスで、訪れる人々に一層の楽しみを提供します。
子育て応援マスコット「もころん」が彩る「CADEBOT」
館内やセントラルプロムナードでは、子育て応援マスコット「もころん」をデザインしたAIロボット「CADEBOT」が巡回します。このロボットは、大型ディスプレイを備え、店舗ごとの新商品情報やイベントの詳細を映像で紹介します。また、特別な抽選会への参加券なども一緒に提供する予定です。来館者は「CADEBOT」を探しながら、リッチな情報を得ることができます。
実証実験の概要
この実証実験は、2024年12月6日から2025年2月下旬まで実施されますが、場所は複合施設「ViNA GARDENS PERCH」の3階入り口および館内全域で行われます。AIコミュニケーションロボットと周遊型広告ロボットを配置し、生活支援ロボットの可能性を探るこのプロジェクトは業界注目の取り組みです。
- - Cruzr: 自律移動可能な案内ロボットで、訪問者との対話を楽しみながら館内を案内します。
- - CADEBOT: 「もころん」のラッピングを施された周遊型ロボットで、映像により店舗情報を提供します。
地域の中心となる「パーチ」を目指して
小田急電鉄は、今後も“ウェルネス”をテーマとしたサービスを提供し、地域にもたらす価値を高めていくことを目指しています。訪れる人々にとっての新しい「パーチ(止まり木)」となることが期待されています。
この実証実験に参加することで、AIロボットと共に新たな体験を楽しむことができ、施設の魅力をさらに深く感じることができるでしょう。