職場での信頼感
2022-10-05 10:40:35

リモートワーク時代の課題:職場での信頼関係とコミュニケーション不足

リモートワーク時代の課題:職場の居心地とコミュニケーション不足



リモートワークやウェブ会議が当たり前になった現代において、同僚との直接的なコミュニケーション機会は減少し、働く人の心に影響を与えているという調査結果が明らかになりました。

今回の調査は、従業員数100名以上のオフィスで働く会社員・公務員500人を対象に、2022年9月7日から8日にかけてインターネットで行われました。調査テーマは「職場メンバーとの信頼関係」です。

リアルなコミュニケーションの重要性



調査では、オフィス出社時とリモートワーク時におけるコミュニケーションの充足度について質問しました。その結果、オフィス出社時には約8割の人がコミュニケーションが「充分に取れている」と回答した一方、リモートワーク時は半数以上の人が「コミュニケーションが取れていない」と回答しました。

さらに、オフィス出社時にコミュニケーションが「取れている」と回答した人の約84%が、「困っているときに助け合える風土やチームワークがある」と感じている一方、「取れていない」と回答した人のうち、そう感じた人は約43%にとどまりました。

これらの結果から、オフィスでのリアルなコミュニケーションは、従業員の「信頼感」や「助け合える」という感覚に大きく影響していることがわかります。

コミュニケーション不足が招く「必要とされていない」という感覚



また、従業員が「職場のメンバーから必要とされている」「信頼されている」と実感できるかについても調査しました。

オフィス出社時にコミュニケーションが「取れている」と回答した人の約80%が、「必要とされている」と感じている一方、「取れていない」と回答した人のうち、そう感じた人は約37%にとどまりました。

つまり、コミュニケーション不足を感じている人の約63%が、職場のメンバーから必要とされているという実感を持てていないということです。

コミュニケーション不足の実態



「必要とされている」と実感できる理由として、コミュニケーションが「ある」と回答した人からは、「こまめに話しかけてくれる」「お礼を言ってもらえる」「意見を聞いてくれる」といった声が挙がりました。

一方で、「ない」と回答した人からは、「ざっくばらんに話し合う機会がない」「リアクションがない」など、日々のコミュニケーション不足が課題として浮き彫りになりました。

オフィス空間の重要性



今回の調査結果から、リモートワークが可能な時代だからこそ、オフィスに出社した際には、従業員同士の「何気ないコミュニケーション」が生まれやすいような空間づくりが重要であると言えます。

オフィス空間は、単なる仕事をする場所ではなく、従業員同士が繋がり、信頼関係を築き、一体感を生み出す場所としての役割がますます重要になってきているのです。

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