株式会社システムクリエイトが、日本国内における代理店として展開している三次元CAD/CAMシステム「BobCAD-CAM」の新バージョン、v37のサービスパック2(SP2)をリリースしました。これに加え、同時にSolidWorksに対応したCAMシステム「BobCAM for SOLIDWORKS v12 SP2」も併せて発表されています。
BobCAD-CAMの魅力
「BobCAD-CAM」は、ミドルレンジクラスの3D CAMソフトとして、低価格でありながら豊富な機能を兼ね備えています。この製品は、製造業界でのニーズに応えるため、ユーザーからのフィードバックを基に、常に進化を続けています。2024年10月にリリースされたv37は、12月にリリースされたSP1に続く形で、ユーザーの期待に応える形での機能追加や改善が行われています。
機能詳細
1.
スモールスタート: 「BobCAD-CAM」では、必要な機能モジュールを選択することができるため、少ない投資で業務をスタートさせることが可能です。2軸から同時5軸まで対応し、特定の加工ニーズに合わせた機能が揃っています。
2.
2Dから3Dモデリング: ユーザーは、ワイヤーフレームやサーフェイス、ソリッドによるモデリングを通じて、2Dから複雑な3Dモデルまで柔軟に対応することができます。ヒストリーベースのモデリングにより、一つ前のステップに戻りやすく、トラブルシューティングもしやすいです。
3.
自動穴認識: 複数の穴形状を自動で認識し、加工設定を効率的に行う機能が搭載されています。この機能により、ドリルやタップ作業がスムーズに行え、個別のニーズに応じたツールパスの作成も可能です。
4.
豊富な加工パス: 高速粗取り加工や等高線加工が行えるツールパスを採用し、効果的に加工時間を短縮します。特に急斜面や緩斜面の加工においては、継ぎ目のない仕上がりが期待できます。
5.
加工設定のテンプレート化: 作成した工程の設定はテンプレートとして保存でき、これを他のプロジェクトにも適用することで、再利用が可能です。
6.
シミュレーション機能: 実際の加工前にツールパスや干渉を確認できるシミュレーション機能があり、トラブルを未然に防ぐ対策が取られています。
新たな機能の追加
新たに追加されたユーザーインターフェイスでは、アップデートやチュートリアル情報を通知するダイアログ機能が実装され、操作性が向上しました。また、CAM機能においても、ミーリングや旋削、ワイヤエドマなどのツールパスが改良されています。
会社概要
株式会社システムクリエイトは、ものづくり企業をサポートするソリューションプロバイダーであり、広範囲なニーズに応じた製品やサービスを提供しています。
- - 会社名: 株式会社システムクリエイト
- - 代表者: 川上 正義
- - 設立: 1992年
- - 所在地: 大阪府東大阪市荒本新町1-20
- - 連絡先: 06-6618-8555
新たに登場したBobCAD-CAM v37 SP2を通じ、モノづくりの現場での生産性向上を期待しましょう。詳細は公式サイトで確認できます。