株式会社新日本出版社、電子書籍サービスを開始
1957年に設立された株式会社新日本出版社は、東京都渋谷区に拠点を置き、社会問題や歴史、教育など幅広いジャンルの書籍を提供しています。このたび、同社は2024年10月から12の電子書店にて電子書籍の配信販売を開始することを発表しました。
新たな挑戦、電子書籍の意義
最近の出版業界では、加速する活字離れや出版不況が深刻な問題となっています。紙媒体の価格高騰や物流費の上昇など、従来の出版スタイルの維持が困難になる中、デジタル時代に適応すべく電子書籍の展開が避けられない決断となりました。新日本出版社は、書店の閉業が相次ぐ中でも本を求める読者のニーズに応えるべく、電子書籍での情報提供を進めることにしたのです。
リリースする作品一覧
新日本出版社では、特に読者からのリクエストが多かった作品や映画化された11タイトルを最初にリリースします。以下がそのラインナップです:
- - 坂井希『あなたと学ぶジェンダー平等』
- - 志位和夫『Q&A 共産主義と自由』
- - 志位和夫『新・綱領教室 上』
- - 志位和夫『新・綱領教室 下』
- - 志位和夫『日本共産党の百年を語る』
- - 大門実紀史『やさしく強い経済学』
- - 川田忠明『市民とジェンダーの核軍縮』
- - 浅尾大輔『立春大吉』
- - ワタナベ・コウ『漫画 伊藤千代子の青春』
- - ワタナベ・コウ『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!』
- - 日本共産党中央委員会『日本共産党の百年』
この各作品は、読者によって求められてきたテーマに基づいており、社会的なニーズに対応しています。
充実した電子書籍の購入手段
新日本出版社の電子書籍は、Apple Books、auブックパス、ブックライブ、BOOK☆WALKER、DMMブックス、ebookjapan、honto、Kindleストア、Kinoppy、楽天kobo電子書籍ストア、Reader Store、yodobashi.comといった、多様なプラットフォームで購入可能です。出版社の特設サイトから各書店へアクセスすることもできます。
新日本出版社の特設サイトはこちら
今後の展望
新日本出版社は今後も紙書籍の発行を続けると同時に、電子書籍のタイトルを増やしていく予定です。これにより、さらなるデジタル市場への対応と、読者の多様なニーズに応える姿勢を強化していくでしょう。
会社概要
- - 会社名:株式会社新日本出版社
- - 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-6
- - 設立:1957年2月
- - 代表者:角田 真己
- - 事業内容:社会、政治、教育から絵本、児童書まで幅広い出版を手掛ける。
- - URL:新日本出版社公式サイト
この新たなステップにより、新日本出版社はさらなる発展を図り、デジタル時代においても変わらぬ価値を本に込めていくことでしょう。