東京古書会館で開催される70年の伝統を誇る古書即売展

70年以上を誇る古書の祭典「ぐろりや会」

2025年6月27日(金)から28日(土)にかけて、東京古書会館で「第464回ぐろりや会」が開催されます。この古書即売展は、70年以上の歴史を持ち、古書ファンにとっては見逃せないイベント。年に6回開催される中でも特に注目されています。

様々な古書に出会える

「ぐろりや会」では、老舗の古書店から若手の新進気鋭の店舗まで、総勢17の店舗が参加します。会場となる東京古書会館の地下1階には、江戸期の和本から最新の思想書まで、多岐にわたるアイテムが揃います。出品される商品には以下のようなものがあります：

- 和本や思想書：歴史的価値がある和本や、最近の思想書が出展。
- 絵本や絵葉書：古い絵本や戦前の雑誌、チラシも取り扱い。
- 浮世絵版画：美しい浮世絵や版画が展示されます。
- 珍しい直筆書簡：資料書や作家の直筆書簡も見逃せません。

入場無料で本が楽しめる

このイベントは入場料が無料で、気軽に訪れることができます。参加店舗のラインアップには、古書サンエーや、みなづき書房などの歴史ある書店から、BOOKS 青いカバや古書みすみなどの若手書店までが揃っています。また、事前に注文できる目録も用意されており、即売展当日に品切れになる場合もあるため、早めのチェックが推奨されています。公式HPではWeb目録も公開されているので、そちらもぜひご覧ください。

会場情報

- 日時: 2025年6月27日(金)10時～18時、28日(土)10時～17時
- 会場: 東京古書会館地下多目的ホール（東京都千代田区神田小川町3-22）
- 交通機関: JR「御茶ノ水」駅、都営地下鉄・東京メトロ「神保町」駅

注意事項

会場での手荷物預けが可能で、エコなマイバッグの持参が求められています。イベント中の撮影は禁止されているため、しっかりとした心構えで訪問してください。なお、次回の「ぐろりや会」は2025年8月22日(金)と23日(土)に予定されています。

古書とともに、書の世界を楽しむ有意義な2日間にぜひ足を運んでみてください。様々な発見が待っているかもしれません。