日本酒イベント成功
2017-01-23 08:00:02
フランスの美食界で高評価!日本酒の魅力を伝えるイベントの成功
フランスのパリで、日本酒の魅力が再認識される特別なイベントが開催されました。このイベントは、JAPAN EXQUISE株式会社が主催し、フランス国内のミシュラン三つ星、二つ星クラスのレストラン関係者を対象にした試飲会「Tasting des Sakés Japonais de Prestige」です。参加酒造は、全国各地から集まり、約40種類の日本酒が一堂に展示されました。特に、北海道から喜界島までの選りすぐりの13の酒造が参加し、その中でも9つの酒造が実際に会場で生の試飲を行いました。
当日は、250名を超える来場者があり、日本酒への注目度の高さが伺えました。ミシュラン三つ星のレストラン関係者や有名ソムリエ、ワインジャーナリストなど、飲食業界のエキスパートたちが集結し、日本酒の試飲を楽しんでいました。彼らは未来のフランス市場における日本酒の可能性を探求しています。
フィリップ・フォールブラック氏は、「日本酒がフランスで流通することを待ち望んでいる。特に、熟成古酒の複雑さに驚かされた」とコメントし、今後の流通に期待を寄せました。アラン・デュカス・グループの統括シェフソムリエであるジェラール・マルジョン氏も、「日本酒とフランス料理の組み合わせには大きな可能性がある」と述べ、特に出展された酒の素晴らしさを評価しました。フランスの日本酒に対する理解がまだ浅いことを強調し、今後の努力が必要だと語りました。
ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション店の総支配人リヨネル・ブラヴァール氏は、日本酒の奥深さに驚愕し、新たな醸造酒の可能性を実感したと語りました。オリヴィエ・モレ氏も、日本酒を初めて飲み多様な味わいに感激し、これを自身の店舗で扱いたいと考えているようです。
全体を通じて、参加した多くの関係者が日本酒の魅力に感銘を受け、フランス社会での日本酒の普及に力を入れたいという意見が多く寄せられました。参加酒造も、フランス人の味覚に無理に合わせることなく、自らの伝統を大切にしながら日本酒の魅力を発信していくことが期待されています。日本酒がフランス市場でどのように展開されていくのか、今後の動向に注目です。
出店酒造には国稀酒造(北海道)、金紋秋田酒造(秋田)、人気酒造(福島)などがあり、これらの酒造が日本酒の多様性と奥深さを示しました。今回のイベントは、フランス国内における日本酒の認知度向上に向けた大きな一歩として、大盛況裏に終わりました。
会社情報
- 会社名
-
JAPAN EXQUISE株式会社
- 住所
- 東京都港区芝2-12-13ASITIS芝4F
- 電話番号
-
03-6722-0453