従業員の本音を可視化する新サービス「keicho」
最近、企業の人事担当者や経営者の中で従業員とのエンゲージメントの重要性が再認識されています。しかし、多くの企業では従業員の真の声、つまり”ホンネ”を知る手段が乏しく、その結果、離職率の上昇に悩まされています。このような課題を解決するために、ライトアーム株式会社は新たにクラウドサービス「keicho(ケイチョウ)」を無償で提供開始することを発表しました。
「keicho」の特徴とは?
「keicho」は、eNPS(Employee Net Promoter Score)と独自開発の詳細サーベイに基づいて、従業員のエンゲージメント指数を明らかにし、彼らが会社に対して抱いている満足と不満を可視化します。特にeNPSは、「あなたの職場を親しい友人や知人に勧めたいと思いますか?」という質問に基づいており、従業員がどれだけ自社に対して信頼と満足を感じているかを示します。高いeNPSのスコアを持つ企業は、従業員のパフォーマンスや離職率にも好影響があることが多いのです。
詳細サーベイの内容
さらに、keichoでは「詳細サーベイ」として、設備環境や業務内容、職場の人間関係など8つの項目を基に従業員満足度を調査します。従業員は、各質問に対して「満足」から「不満」までの4つの選択肢から選択し、具体的なホンネを表現できます。このプロセスにより、企業は調査後に明確な改善策を打ち出すことが可能になるのです。
背景と今後の展望
企業が従業員の不満を把握することが難しい中で、ライトアーム株式会社は企業が効率的に改善を図れるよう支援することを目的としています。今後は、全国の従業員数が10名以上の企業を対象に、年内から1万社の利用獲得を目指し、最終的には約170万社のうち10%に当たる17万社の利用を目指す計画です。
会社概要
- - 企業名:ライトアーム株式会社
- - 代表者:妹尾 建二
- - 所在地:東京都千代田区神田東紺屋町VORT神田Ⅱ8階
- - 設立:2016年1月
- - 資本金:5,000,000円
このツールを利用することで、企業は従業員の本音を理解し、より良い職場環境を築いていくことができるでしょう。keichoがどのように企業の成長をサポートしていくのか、今後の進展に目が離せません。