学生起業家が提案するデザイン教育の新たな形とは

学生起業家が切り拓くデザイン教育

2023年10月9日、デザイン未学習者を対象にした特別講義が、株式会社Cとデザイナー木田智子の協力の下、行われました。この講義は、学生起業家が自身の経験と知識をもとに、デザインの基礎を学ぶ新しい形式のものです。受講者たちは、180分間にわたって「デザイン四原則」に基づく講義を受け、その後、体験型ワークショップも行いました。

実施テーマと内容

今回の講義は、学祭でのパネル展示や報告会におけるデザイン活用、さらには卒論発表に向けたデザイン活用をテーマにしています。対象は大学3～4年生で、すでにあった展示物をリメイクするという実践的な内容に焦点が当てられました。受講者たちは、デザインの基礎を学びながら、自分たちの発表資料や展示物をより効果的にデザインする方法を探索しました。

受講者の反響

講義が終わった後、受講者からは次のような声が寄せられました。「これまで何度かパワーポイントを使用してプレゼンテーションをしてきましたが、今回学んだことを思い返すと、多くの点で改善の余地があると感じました。今回の内容を今後の発表に活かしたいと思います。」また、別の参加者は「デザインの4原則を学ぶことができ、今までの資料作りの方法に新たな視点を持つことができました。」と語り、その効果を実感した様子です。

デザイン教育の重要性

本講義の実施を通じて、学祭の展示物が制作しやすくなるだけでなく、研究発表時におけるプレゼンテーション資料の視覚情報の最適化の必要性が浮き彫りになりました。デザインに対する理解が深まることで、学生たちは自らの研究をより魅力的に、効果的に発表する手段を手に入れることができるのです。

さらなる展開

この講義はオンラインでも実施可能であり、全国の教育機関への導入が期待されています。興味のある学校や教師の方々は、ぜひ問い合わせてみてください。特に、デザインを学ぶことが未経験の学生にとって、このプログラムは新しいスキルを獲得する重要な機会となるでしょう。

会社概要

講義を提供したQUINK合同会社は、「ユニークかつイノベーティブな世界をつくりつづける。」をミッションとして掲げ、デザイン制作や広告マーケティング、スタートアップ支援などを行っています。彼らは従来の取引モデルにとらわれることなく、デザインと株式を組み合わせた新しいモデルを提案し、さらには物流の活性化を目指しています。会社は東京都町田市に位置し、代表は池田世知氏です。

QUINK合同会社の詳細は、公式サイトをご覧ください。